子どもが将来英語で困らないようにしたい。
おうちで英語育児をしたい。
楽しく親子で英語に取り組みたい。
などなど。
子どもが小さい時から、ご家庭で英語に取り組まれる方も多くなってきました。
我が家でも娘が3歳の頃からおうちでの英語育児に取り組んでいます。
この記事では実際におうちで英語育児に取り組んだこと、こうしたらよかったと思うことについてご紹介させて頂きます。
英語育児に取り組まれる方、これから取り組んでみたいと思っている方の参考になれば幸いです。
- 英語育児とは
- 我が家の場合
- 始めに取り組んだこと
- NHKアニメの活用
- ディズニープリンセスへ
- Dlifeを活用
- 「Disney+ (ディズニープラス) 」を活用
- 英語絵本にも読み慣れる
- 英語動画にも慣れる
- オンライン英会話にもチャレンジ
- 取り組んだことを振り返って
- やり直せるなら取り組みたい2つこと
- 最後に
英語育児とは
様々な理由から英語を幼少期から取り組みたいという家庭が多くなり、英語育児、おうち英語という言葉を聞く機会が多くなってきました。
英語育児の要は、英語のインプットの仕方にあります。
前提として子どもが楽しく取り組めないと、英語のインプットは逆効果になります。
その次に大切なことが、子どものレベルにあった英語のインプットをすることです。
そのためディズニー英語システム(DWE)やベネッセのワールドワイドキッズ(WWK)などの市販の教材は、子どもが興味を持ちやすく、簡単な英語を段階的にレベルを上げてインプットできるように構成されています。
それだったらその市販教材を使えばいいと思われるかもしれません。
しかしこれらの教材の価格は高額なため、購入を躊躇してしまいます。
そこで市販の絵本や動画を自分で組み合わせて、自分の子ども専用の英語育児セットを作るという発想が生まれ、英語育児、おうち英語などの情報にニーズがあるのだと思います。
我が家の場合
我が家の場合は、受験勉強を楽にするために英語を早期に取り組もうと考えたことがきっかけでした。
もし英語を中学生のうちに英検1級レベルまでにすることができれば、高校以上では英語を勉強する時間を他のことに使うことができると考えました。
大学受験で英語を勉強しなくていいとなれば、これはかなりのアドバンテージになると思います。
そのため1歳から英語教室に通い始めたのですが、これで効果があるのかなと私が疑問に思い、英語に関する本を読み漁りました。
その中で参考にした本のひとつがこちらの本です。
この本を読んで、私は我が家でも英語育児ができるのではないかと思い、我が家の英語育児がスタートしました。
始めに取り組んだこと
我が家では3つの取り組みを始めました。
①英語絵本の読み聞かせ
②英語アニメの活用
③英語で語り掛け
詳細な取り組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
NHKアニメの活用
英語のインプットをするためにはじめに選んだものはNHKアニメでした。
NHKアニメを選んだ理由は、手軽であること、CMがないことでした。
もともと我が家では幼少期に子どもにテレビを見せることを、好ましくないと考えていました。
そのため娘は3歳になるまで、テレビをまともに見たことがありませんでした。
はじめに選んだアニメは「ミッフィーの冒険」です。
放送時間も5分と短く、はじめてみるテレビに娘は喜んで見ていました。
その後「おさるのジョージ」も見始めました。
「おさるのジョージ」は娘も好きになり、英語育児初期の頃に一番見ていた番組です。
今でも娘は好んで「おさるのジョージ」見ており、改めて振り返っても「おさるのジョージ」は子どもにはもちろん、大人にもおすすめの英語学習向けアニメだと思います。
娘が興味をもっている今がチャンスだと思い「おさるのジョージ」を水平展開していくことにしました。
まずは英語絵本を購入し、読み聞かせを開始しました。

Reading Fun with Curious George Boxed Set (CGTV reader boxed set) (Green Light Readers Level 1)
- 作者:Rey, H. A.
- 発売日: 2011/08/30
- メディア: ペーパーバック
ぬいぐるみを使って英語で語り掛け、セリフの真似をしました。
車の中では音楽を流しました。
うまくいくかに見えましたが、ひとつ問題が発生しました。
「おさるのジョージ」の英語絵本は、ちっとも易しくないのです。
レベル1と書いてある本でも英文が長く、単語が多いページでは45文字もありました。
そのため英語絵本自体には、娘はとても喜びましたが、英語の読み聞かせはうまくいきませんでした。
ディズニープリンセスへ
次に取り組んだのはディズニープリンセスです。
はじめに選んだのは「美女と野獣」でした。
クリスマスプレゼントにDVDを娘にプレゼントしました。
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「美女と野獣」をえらんだ理由は、主人公のベルが本好きなので、娘がベルに憧れて本好きになったらいいなという下心満載なものでした。
娘は「美女と野獣」をとても気に入ってくれました。
そしてまた水平展開を開始しました。
英語絵本を購入し、読み聞かせ。

Beauty and the Beast Deluxe Step into Reading (Disney Beauty and the Beast)
- 作者: Melissa Lagonegro,RH Disney
- 出版社/メーカー: RH/Disney
- 発売日: 2017/01/03
- メディア: ペーパーバック
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他のプリンセスにも挑戦。

Adventures in Reading Disney Princess Level 1 Boxed Set (Reading Adventures)
- 作者:Disney Book Group,
- 発売日: 2013/02/19
- メディア: ペーパーバック
もちろん音楽も活用。

- アーティスト: サントラ,アラン・メンケン,ダニー・トルーブ,ウォルター・アファナシエフ,ロビー・ブキャナン
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・レコード
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- メディア: CD
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この取り組みはとてもうまくいきました。
英語絵本を読み聞かせすることにも、娘は抵抗がなくなってきました。
そして娘と一緒に、私もディズニーが好きになっていきました。
「美女と野獣」の取り組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
Dlifeを活用
そしてディズニーアニメを観ることができるBS無料チャンネルDlifeを、活用し始めました。(現在はDlifeは放送終了しています。)
「ちいさなプリンセスソフィア」との出会いは、さらに英語、ディズニーへの興味を加速させてくれました。
もちろん絵本も活用。

Reading Adventures Sofia the First Level Pre-1 Boxed Set
- 作者: Disney Book Group,Thea Feldman,Disney Storybook Art Team
- 出版社/メーカー: Disney Press
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: ペーパーバック
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音楽も活用。
「Disney+ (ディズニープラス) 」を活用
「ちいさなプリンセスソフィア」の全ストーリーを見るために「Disney+ (ディズニープラス) 」にも加入し、親子でディズニーの魔法にどんどん掛かっていきました。
ディズニー映画も見ることができるので、それも活用していきました。
英語絵本にも読み慣れる
娘は英語絵本にも読み慣れ、日本語の絵本と同じように読み聞かせできるようになってきました。
そして英語絵本でとても有名な「Oxford Reading Tree」も活用し始めました。
さすが人気があるだけに、内容はピカイチでした。
「Oxford Reading Tree」を活用し始めることで、娘が使える英語も増えてきました。
英語動画にも慣れる
娘は英語でアニメを観ることも当たり前になってきました。
そしてこちらも英語動画で人気のある「Peppa Pig」も活用し始めました。
こちらも活用し始めて、人気の理由を実感しました。
娘が「Peppa Pig」のセリフをどんどん真似し始めました。
「Peppa Pig」の歌は、乳幼児にぴったりな曲調が多いです。
個人的にお気に入りの曲は「 Super Potato'sTheme」です。
私はこの曲を聞くと、とてもワクワクします。
覚えて一緒に歌いたくなります。
娘と一緒によく歌っています。
Fruit and vegetables keep us alive♪
Always remember to eat your five♬
オンライン英会話にもチャレンジ
英語を使う場も作りたいと思いオンライン英会話にもチャレンジし始めました。
取り組んだことを振り返って
試行錯誤をしながらも、なんとか娘は英語に興味を持ってもらい、英語が当たり前の環境が作ることができたのではないかと思います。
英語育児に取り組むに当たって、私自身も英語に取り組むようにしました。
現在継続して取り組んでいることは4つあります。
①NHKラジオ英会話
②オンライン英会話
③英語の多読
④海外映画、ドラマ、アニメの多観
そして私自身が英語を好きになり、おさるのジョージ、ディズニープリンセス、Peppa pig、Oxford Reading Treeなどを好きになるようにしました。
親が楽しむことが、子どもが英語を楽しむために大切なことだと感じています。
また英語育児は、親の英語力も劇的に向上させてくれると思います。
私自身、英語育児をするようになってから映画を字幕なしでもかなり理解できるようになりました。
やり直せるなら取り組みたい2つこと
ただもっとうまくできたのではないかと思うことが2つあります。
「Peppa Pig」から始める
ひとつ目は、もしやり直せるならはじめに「Peppa Pig」から取り組むことです。
市販教材をつかわないなら「Peppa Pig」が最強だと思います。
市販教材のように動画、おもちゃ、絵本、音楽CDを連動して使うことができます。
英語のレベルも易しいものが多く、グッズも豊富でしかも購入もしやすいです。
物心つく前から「Peppa Pig」がある生活にしておけば、自然と英語が当たり前の環境を作ることができます。
赤ちゃんの頃からアンパンマンなどの代わりに「Peppa Pig」のぬいぐるみやおもちゃを使えば、自然と「Peppa Pig」に興味をもち、「Peppa Pig」の導入が楽になります。
私は「Peppa Pig」の存在は英語育児当初から知ってはいたのですが、我が家が「Peppa Pig」を躊躇した理由はYouTubeで視聴することでした。
テレビに好意的な印象を持っておらず、YouTubeにはなおさら好意的に思っていませんでした。
Youtubeは余計な情報が多く、次々に動画が流れるなどの仕組みに懐疑的に思っていました。
なんとか「Peppa Pig」を活用したいと思い、我が家ではAppleTVでYouTubeを見る方法を選びました。
YouTubeを見るためにはAppleTVをセットしなくてはいけないというハードルがあることもメリットだと思います。
そしてAppleTVを使えば、他の動画情報や広告を極力少なくすることができます。
Apple TV起動 → YouTubeアプリ選択 → 公式チャンネル
の流れの中で、ほとんど余計な情報を見ることなしに「Peppa Pig」までたどりつくことができます。
広告動画は動画を選択した始めだけ表示されますが、すぐにスキップ可能なのであまり問題なく使用できています。
amazon fire tv stickなども使いましたが、他のアプリや動画の情報が多く、YouTubeの途中で広告動画が挿入されるなど使い勝手がよくありませんでした。
AppleTVを使うと、一番情報量を少なく使用することができると思います。
この方法を見つけるのに時間がかかり、我が家では「Peppa Pig」の導入が遅れました。
「Oxford Reading Tree」から始める
ふたつ目は、もしやり直せるならはじめに「Oxford Reading Tree」から取り組むことです。
「Peppa Pig」と同じように物心つく前から「Oxford Reading Tree」の読み聞かせをすれば、自然と「Oxford Reading Tree」に興味をもち「Oxford Reading Tree」の導入が楽になります。
「Oxford Reading Tree」も英語育児当初から知ってはいたのですが、我が家が「Oxford Reading Tree」を躊躇した理由はセットで購入すると費用が掛かる点でした。
もし娘が気に入らなかったら無駄になってしまうと考え、なかなか購入できませんでした。
まずは1冊からでも試しに購入してみればよかったと思っています。
そして今は「Oxford Reading Tree」の電子書籍が読めるサービス「Oxford Reading Club」が登場し、費用を気にすることなく導入できるようになりました。
電子書籍の使用が気になる方も、まずは「Oxford Reading Club」で試してみてから
「Oxford Reading Tree」を購入することもできます。
最後に
英語は楽しみながら学習ができます。
英語育児のもっとも重要なポイントは、子どもが興味を持ってくれることです。
ただその興味を持たせることがもっとも難しいとも思います。
我が家の場合は幼少期にテレビを見せていなかったことが、とても大きな役割を果たしてくれたと感じています。
年齢が上がれば、お友達からの影響も大きくなり、なかなか意図したように子どもの興味を引くことが難しくなると思います。
実際我が家でも、幼稚園に通いだしてから小さい頃はアンパンマン、今はプリキュアなどに子どもの興味がいくようになっています。
幸いディズニーやPeppa Pigのおかげで、英語アニメへの興味を維持できており、日本語のアニメを観ても、英語のアニメを嫌がらずに観てくれています。
あくまで日本語があってこその英語育児ですが、英語が家庭の中に自然にある環境を作っておくことは、その後の英語への取り組みをスムーズにしてくれると思います。
ある程度年齢が上がってから英語に興味を持ってもらうためには、子どもがすでに興味を持っていることに英語をリンクさせていくことで導入できる可能性が高まります。
戦隊ものやプリキュアの力は強大です。
漫画やゲームのパワーも計り知れません。
それに勝つのではなく、活用しながら英語に取り組むことをおすすめします。
漫画を英語で読む。
ゲームを英語でプレイする。
バラエティ番組のような英語番組を活用する。
きっかけを作ることができれば、あとは水平展開をしていけば英語を伸ばせる可能性は高くなります。
今回ご紹介した我が家の取り組みが、皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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