子どもに英語を学ばせたい!
楽しく英語を勉強したい!
英語を話せるようになりたい!
と思ったときに、海外ドラマ、映画、アニメを使った学習をしようと思う方は、多いと思います。
そんな方の中で特に女の子におすすめの英語アニメは「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)です。
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)は、日本で手軽に見られる英語アニメの中のひとつです。
我が家での活用方法も交えながら「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)をご紹介します。
「ちいさなプリンセスソフィア」とは
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)は、ディズニーが制作したアニメで、日本でもテレビ東京系で2015年~2019年まで放送されていました。
女の子には、ディズニープリンセスと並ぶほど人気のあるキャラクターではないでしょうか。
一話は30分程度で、内容としては、8歳の普通の女の子だったソフィアがある日、母親の結婚をきっかけにプリンセスになるところから物語が始まります。
この設定だけでも十分女の子には、ワクワクする内容ではないでしょうか。
しかも、シンデレラや、アリエルなどのディズニープリンセスも時々登場し、ソフィアにプリンセスとは何かを教えてくれます。
そのため、女の子がいる家庭での英語育児にはぴったりです。
ちなみに原題の「sofia the first」の「the first」は「一世」と言う意味です。
ルパン三世を「Lupin the third」と表記するのと同じです。
おすすめの理由
ソフィアが素敵すぎる
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)は、1話の中で毎回、ソフィアの周りで起こる出来事、問題を解決していきます。
例えば、友だちに自慢をして、友だちとの仲が悪くなってしまった。
恥ずかしがり屋の友だちをサポートして、みんなと仲良くできるようになった。
など。
身の回りの出来事や、プリンセスや魔法にまつわるもの、悪い魔法使いとの戦いなど様々な出来事を解決していきます。
その解決の仕方がとても人間的に素晴らしく、大人の私が見ても尊敬するような方法で解決していきます。
初めはシンデレラや、アリエルなど他のプリンセスたちに助けてもらいながら解決することもありますが、ソフィアは次第に成長し、自分で解決できるようになり、物語の後半では、ソフィア自身が他のプリンセスを助ける場面も出てきます。
物語が進むにつれ成長していくソフィアを見ると、感動すら覚えます。
また、友だちとの付き合い方、他者を思いやる気持ち、自分の感情をコントロールすることなど、毎回教訓めいたものを得られるように感じます。
私は始め、正直なところ「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)なんて子供だましのただキラキラしているだけの話なんじゃないのと思っており、娘に見せるのもどうなのかと思っていました。
設定からして、普通の女の子がプリンセスになるとかどうなの?と思っていました。
今思うと「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)に対して、大変失礼なことを思っていたと反省しております。
ソフィアは子どもとは思えないほど人間として成熟しており、私自身も見習うべき存在だと思っています。
改めて、ディズニーの偉大さを感じます。
話が面白い
毎回登場するキャラクターも魅力的で、ストーリーごとに必ずテーマがあります。
ひとつひとつの話が面白いのはもちろん、全体を通してのストーリーも興味深く、次の話を見たくなる仕掛けがたくさんあります。
個人的に好きなキャラクターは宮廷魔術師のセドリックです。
初めは悪役として登場しますが、ソフィアと触れ合う中で、ソフィアを助ける立場になっていきます。
よく魔法を失敗し、ソフィアの父である王様や、他の魔術師、両親兄弟からも劣等生として扱われるのですが、ソフィアとの関わりの中で、自分に自信を持ち、最後には王様や、他の魔術師、兄弟両親からも認められる存在になっていきます。
子ども向けのアニメですが、その心理描写はとても詳細に思います。
最終話で王様から「Cedric the great」と言われたシーンには感動しました。
丁寧な表現
小さな子ども向けのアニメなので表現自体が丁寧で、スラングも全くと言っていいほど出てきません。
ディズニーで良く出てくる王族や魔法についての言葉も多く、「アナと雪の女王」などのディズニープリンセスのアニメに慣れている方には、馴染みのあるフレーズも多いです。
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)を見てから、ディズニープリンセスの映画を見るととても理解しやすくなります。
聞き取りやすい発音
他のディズニーアニメのように、単語ひとつひとつ比較的はっきり発音されるため聞き取りやすいです。
絵本やグッズなどが豊富
英語絵本やDVDも豊富で日本でも簡単に手に入ります。
Amazonで「sofia the first」で検索するとたくさんの商品が出てきます。
実際に使われている英語が学べる
海外で実際に話されている英語なので、実際に話される表現を知ることができます。
単語、フレーズが覚えやすい
感情のこもったセリフ、好きな言い回し、好きなシーンと一緒に単語、フレーズを学べるので、印象に残りやすく覚えやすいです。
映像で状況がわかる
子ども向けのアニメなので、映像で話されている内容が推測しやすいです。
そのため、英語を聞いて何について話しているのか迷子になることが少ないです。
これは英語学習にはとても重要な要素だと思います。
魔法の話や、少し込み入った話になると難しく感じるところもあるかもしれません
ただ、見続けていくうちに徐々に魔法や設定などの背景知識が増えてくると理解しやすくなります。
日常の場面
日常生活の場面も多いため、会話表現がそのまま英会話に使えます。
主人公のソフィアは8歳で、両親、兄弟、家族との会話がほとんどで、学校に通う場面も多くあります。
そのため、英語育児で使える表現も盛りだくさんです。
英語のレベル
英語のレベルは、他のディズニープリンセスアニメと同じくらいです。
会話のスピードも他の英語アニメと比べると早く感じるかもしれません。
実際のネイティブのスピードに近いように思います。
簡単な英語アニメとは言い難いですが、ある程度英語アニメに慣れてきた時に、次に見るアニメとしてはおすすめです。
個人的な意見ですが、後ほど紹介する他の英語アニメと難易度を比較すると、
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)>「おさるのジョージ」>「Peppa pig」
だと思います。
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)が難なく聞き取れるようになれば、「アナと雪の女王」などのディズニープリンセス映画も十分理解できるようになります。
ただ、我が家では英語育児を始めた当初から、娘と「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)を見ています。
娘にとってはプリンセスへの興味が、英語のレベルを凌駕しているように思います。
子どもにはあまり英語のレベルは、関係ないのかもしれません。
我が家でもっとも見ているアニメは、間違いなく「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)です。
私自身は、初めて「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)を英語で見たときは、とても会話スピードが速く、ほとんど理解できなかったように思います。
正直英語で見るのがつらい時もあったので、娘が寝た後、こっそり日本語で見て内容を確認したことも数回あります。
しかし、娘と一年以上見続けた現在は、話の内容をある程度知っているのもあるかもしれませんが、ほとんどの内容を英語で理解できるようになりました。
日本語で見て内容を確認することもありません。
はじめは難しいかもしれませんが、回数を重ねるうちに英語で理解できるなっていきます。
視聴方法
現在「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)は、有料放送のディズニージュニアでも見ることができます。
ともに英語音声、英語字幕表示が可能です。
DVDも多数発売されています。
ディズニー動画定額見放題サービスの「Disney+ (ディズニープラス) 」でも見ることができます。
ただし、こちらでは日本語、英語の音声切り替えはできますが、字幕設定は日本語、英語ともにできません。
これら2つのサービスは「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)以外にも多数のディズニーアニメを英語で見ることができるのでおすすめです。
我が家での取り組み
フレーズを真似する
我が家では、「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)ででてきたフレーズや会話をそのまま真似をして使っています。
子どもは大人がテレビの真似をするのがおもしろいようで、とても喜んでくれます。
娘も自然と同じように真似をしています。
英語の語りかけに使えるフレーズについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
読み聞かせに活用
「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)の絵本も多数出版されており、内容がもともと幼児向けなので、英語育児に始める時に最適な絵本が多いです。
私が娘と実際に読んだ本はこちらです。
Reading Adventures Level Pre-1 Sofia the First
Reading Adventures Sofia the First Level Pre-1 Boxed Set
- 作者: Disney Book Group,Thea Feldman,Disney Storybook Art Team
- 出版社/メーカー: Disney Press
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
1ページ当たりの文字数
少ないページで3文字
多いページで8文字
特徴
10冊の絵本がセットになっています。
文章もI am sofia.など簡単な文がほとんどです。
かわいい手さげBOXに入っており、さらにシールも2枚同封しています。
1196円で購入しました。
シールについては日本のシールのようにはがれやすくないので要注意です。
べったりといろんなものにくっつきます。
机にはってしまうと取るのが大変でした。
のりも残りやすいのでお気を付け下さい。
Sofia the First S Is for Sofia
Sofia the First S Is for Sofia
- 作者: Disney Book Group,Disney Storybook Art Team
- 出版社/メーカー: Disney Press
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: ボードブック
- この商品を含むブログを見る
1ページ当たりの文字数
少ないページで5文字
多いページで15文字
特徴
各アルファベットから始まるソフィアに関連した英単語が、紹介されている本です。
アルファベットに慣れるのにちょうどいい絵本です。
アメリカのAmazonで$9.29≒1,012円で購入しました。
Sofia the First Royal Prep Academy
Sofia the First Royal Prep Academy
- 作者: Disney Book Group,Disney Storybook Art Team
- 出版社/メーカー: Disney Press
- 発売日: 2014/09/02
- メディア: ボードブック
- この商品を含むブログを見る
1ページ当たりの文字数
少ないページで14文字
多いページで40文字
特徴
ちょっとした仕掛け絵本になっています。
アメリカのAmazonで$8.02≒874円で購入しました。
この他にも多数の絵本が販売されており、国内でもAmazonで簡単に購入できます。
「Read-Along Storybook and CD」というCD付き絵本シリーズもおすすめです。
Sofia the First Read-Along Storybook and CD The Tale of Miss Nettle
- 作者:Disney Book Group
- 出版社/メーカー: Disney Press
- 発売日: 2016/02/02
- メディア: ペーパーバック
こちらは、アニメのストーリーを短くまとめたもので、CDの長さは10分~15分と短過ぎず、長過ぎないちょうどいい長さです。
CDの内容はすべて絵本に記載されているので、絵本を見ながらCDを聞くのはもちろん、絵本だけ、CDだけでも使用できるので使い勝手も抜群です。
他にもシンデレラからアナと雪の女王2まで、さらにはスター・ウォーズまで数多くの絵本が出版されています。
価格もCD付きで800円前後で、中には3つの映画が1冊にまとまったものもあり、それでも1200円前後で購入できます。
「Read-Along Storybook and CD」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
英語絵本の読み聞かせについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
聞き流し教材に活用
英語のアニメを録画し、音声だけを流し、聞き流し教材のように使うのもおすすめです。
セリフだけだとより、音声に意識が集中するので聞き取りやすくなります。
また、アニメを一度見ている場合、音声だけでも状況がイメージでき、このセリフはどんな状況で使えるのかもイメージしやすいです。
子ども向けの英語聞き流しの教材よりも実用的で、しかも楽しく、効果もあり、費用もかかりません。
先程ご紹介した、CD付き絵本も聞き流しに使えます。
また、アニメで使用された音楽CDもあり、こちらも聞き流しにおすすめです。
聞き流し教材として活用する方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
英語でごっこ遊び
ぬいぐるみを活用するのも効果的です。
セリフを真似するときにも使えます。
ドレスやおもちゃも多数販売されており、国内でもAmazonで簡単に購入できます。
アニメ、セリフの真似、絵本、音声聞き流し、ごっこ遊びと自宅で「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)ひとつで様々な英語の取り組みができます。
様々な取り組みを通して、子どもが「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)に興味をもち、英語にも興味をもつ可能性も高くなります。
英語絵本の購入方法について
我が家では英語絵本の購入は基本的にはAmazonで購入しています。
書店で買うよりも安いことが多く、種類も豊富なのでおすすめです。
ただ、英語絵本や洋書は値段が結構変わるのでご注意ください。
残念なことに「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)は2019年2月11日に最終話が放送されました。
続編があるかどうかは未定ですが、今後国内では品薄になることが予想されます。
実際にAmazonでの英語絵本の取り扱いは少なくなってきています。
その場合はアメリカやイギリスのAmazonで購入する方が安くなるかもしれません。
アメリカやイギリスのAmazonで実際に購入したものや、購入方法についてこちらの記事でご紹介しています。
他のおすすめ英語アニメ
NHK Eテレで放送のアニメ
NHK Eテレで放送されているアニメは、TVのリモコンの音声設定を副音声にするだけで、英語のアニメを見ることができます。
録画でも音声切り替えはできるので、録画しておけばいつでも好きな時に見ることができます。
録画する機器によっては、音声切り替えができない場合もあるかもしれません。
ご了承ください。
NHK Eテレがおすすめの理由のひとつは、この手軽さです。
思いついたらすぐ取り組め、準備も録画設定をして、副音声に切り替えるだけです。
また小さな子ども向けのアニメなので表現自体が優しく、難しい単語もほとんど出てきません。
おさるのジョージやミッフィー、機関車トーマスなどなじみのキャラクターばかりなのもおすすめです。
そしてCMがないこともうれしい点ではないでしょうか。
NHK Eテレで放送されているアニメについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
You tubeなら「Peppa pig」
日本で手軽に見られる英語アニメの中でも、もっとも簡単な番組のひとつです。
「Peppa pig」は日本で置き換えるとアンパンマンのように親しまれており、イギリスでは「Peppa pig」のテーマパークもあるほど人気のあるキャラクターです。
一話が5分程度と短く、短い文章で話されていることが多いので、聞き取りやすいです。
You tubeに英語の公式チャンネルがあり、安心して見ることができます。
「Peppa pig」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
英語アニメに抵抗がある場合
子どもが英語アニメを見ることに抵抗がある場合は、下記記事で紹介しているNHKの子供向け英語番組をおすすめします。
一般的なバラエティ番組や教育テレビ番組をみるような感覚で、自然と英語に触れるようになっているので、英語の導入に最適です。
そして、英語番組で英語に慣れてきたら、NHKラジオの英語講座に挑戦してみましょう。
NHKラジオを使った取り組みについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
最後に
英語は楽しみながら学習ができます。
子どもが「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)を好きになってくれれば、英語育児はとてもやりやすくなります。
乳児の時から、英語育児を始める場合は、英語の取り組みが当たり前の環境で育つので、英語に抵抗なく取り組むことができます。
物心ついたときから、自分の周りに「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)グッズがあれば、自然と「ちいさなプリンセスソフィア」(sofia the first)に興味を持ってくれるはずです。
しかし、子どもに自我が芽生え始めると、いきなり英語育児を始めると抵抗される場合も多いです。
我が家では3歳から英語育児を始めました。
始めは、娘もなかなか英語に興味をもってくれませんでしたが、キャラクターとテレビの力を借りることで、英語を日常に取り組むことができました。
3歳までテレビを見ていなかったことも大きいと思います。
幼児以降に英語育児に取り組む場合は、好きなキャラクターや、子どもが興味を持ちそうなキャラクターから、英語に慣れていくと、スムーズに英語育児を始められる可能性が高くなります。
また、英語アニメや英語絵本が難しい場合は、歌から英語に入ると子どもが受け入れてくれる可能性が高くなります。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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