2020年度より小学校でもプログラミング学習がスタートし、プログラミングに対するニーズも高まってきました。
小学校でのプログラミング学習は、実際にPCを使ってプログラミングをするというよりも、プログラミング的思考を養うことが目的とされています。
この記事では幼児でも取り組める知育玩具「クアドリラ」をご紹介します。
「クアドリラ」はプログラミング思考を養うのにおすすめです。
この記事を読んで頂ければ「クアドリラ」を使ってみたいと思っていただけるかもしれません。
「クアドリラ」とは
「クアドリラ」はブロックとレールを組み合わせて、ビー玉が転がるコースを作って遊ぶおもちゃです。
画像引用元ーhttps://ec.bornelund.co.jp/shop/pages/campaign_quadrilla.aspx
「プログラミング的思考」とは
小学校で取り組む「プログラミング的思考」とは
児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力
と定義されています。
端的に言えば「論理的に考える力」です。
この力はプログラミングだけでしか、身につかない能力ではありません。
遊びや読書の中でも身に付けることができます。
なぜ「クアドリラ」がいいの?
「クアドリラ」がプログラミング的思考を養うのに適している点は、ビー玉を転がすところです。
プログラミングを組み、そのプログラミングが正常に動作するかチェックするように、ブロックとレールで組んだコースが、スタートからゴールまでビー玉が転がることができるかをチェックします。
ビー玉が途中で落ちてしまう、止まってしまうということは、どこかでブロックとレールの組み合わせがおかしい(エラー)ということです。
エラーを見つけ、コースを修正し、再度ビー玉を転がしてみる。
この過程はプログラミングを組む過程と同じです。
そしてビー玉は1つではなく、たくさん転がします。
そのためある程度の強度も必要です。
強度を強くするためにはどうすればいいのか。
このパーツを組み込むためにはどのようにコースを変更すればいいのか。
工夫しながら遊ぶことで、自然とプログラミング的思考を養うことができます。
しかも「クアドリラ」はブロックが積み木のように不安定で、LEGOブロックのようにくっつければ固定されるわけではありません。
この不安定さがあることで工夫が生まれ、自然と考える機会が多くなります。
おすすめのセット
はじめに購入をおすすめするセットはこちらです。
複雑なパーツもなく、シンプルなパーツのみで構成されています。
またコースを作る上で必要なパーツも一通り揃っています。
特に幼児から取り組む場合は、パーツが少ないほうが遊びやすいです。
我が家では4歳の娘の誕生日にこちらのセットをプレゼントしました。
はじめは親がコースを作って遊ぶ必要がありましたが、だんだんと見本のコースが書いてある本を見ながら自分で作れるようになり、自分なりに工夫して作れるようになっていきました。
お子さんによっては、上記のセットだけだと物足りないかもしれません。
その場合は下記のセットがおすすめです。
拡張セットで遊びが広がる
拡張セットもありパーツを増やしていくこともできます。
ベーシックセットに追加する場合は、下記セットがおすすめです。
パーツを増やすことで一気に遊び方が広がり、コースの組み合わせ方も複雑なものを作ることができます。
我が家では5歳の娘の誕生日にこちらのセットをプレゼントしました。
ベーシックセットでしっかり遊んでいたため、パーツが増えてもすんなりと組み合わせて使うことができました。
子供の成長に合わせて段階的にパーツを増やしていくことで、長く遊ぶことができます。
上記で紹介した他のセットも、もちろんおすすめです。
他にも以下の拡張セットがあります。
他のおもちゃと組み合わせる
LEGOや積み木、ドミノなど他のおもちゃと組み合わせることもおすすめです。
「クアドリラ」で使うビー玉は一般的なビー玉と同じです。
そのため他のおもちゃとも組み合わせやすいです。
「クアドリラ」で作ったコースの先に、LEGOや積み木でさらにコースを作る。
ドミノを置いてドミノ倒しをする。
ピタゴラスイッチのゴールを置くのも面白いと思います。
工夫して遊ぶことは、考える力を養います。
最後に
学びは遊びから生まれるものだと思います。
好きなこと、興味のあることであれば、楽しみながら主体的に取り組むことができます。
特に幼年期においては遊びの中で、子どもの興味の幅を広げていくことが重要です。
興味の限界は思考の限界です。
思考の限界は行動の限界です。
行動の限界は成果の限界です。
幼年期から子どもの興味の幅を広げておくことが、大きな原動力になってくれます。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
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