子どもに英語を学ばせたい!
楽しく英語を勉強したい!
英語を話せるようになりたい!
と思ったときに、英語学習用のアプリを活用したいと思われると思います。
特に小学生の子どもだと、アプリを使って英語学習ができれば最高ですね。
そんな方の中で特に、英語の文法を学習したいと思う方におすすめは、英検公式アプリ「スタディギア」です。
英検対策用のアプリではありますが、英検を受けない、興味ない方にもとてもおすすめのアプリです。
無料で使うこともできます。
この記事では、「スタディギア」についてご紹介します。
この記事を読んで頂ければ、「スタディギア」を使ってみようかなと思っていただけるかもしれません。
「スタディギア」とは
英検を主催している日本英語検定協会からリリースされている、英検対策用の公式アプリです。
英検に出てくるすべてのパターンの問題演習が行え、さらに過去問演習、頻出単語学習が可能です。
2次面接の対策もできます。
現在対応している級は5級~2級までです。
ライト、ベーシック、プレミアムの3つの料金プランがあります。
プランが上がるに連れ、使える機能が充実していきます。
ライトは無料で使え、無料会員登録をすれば使用できるようになります。
ベーシックは、英検受験者に配布される専用のクーポンコードを入力すれば使えるようになります。
プレミアムは月3980円と高額です。
個人的にはライト、ベーシックでも十分使えるので、プレミアムにする必要はないと思います。
「スタディギア」がおすすめの理由
広告がない
子どもがアプリを使うときに広告が頻繁に出ると、間違ってタップしてしまったり、集中力が切れたりする要因になります。
広告がなく、デザインもスッキリしているので使いやすいです。
子どもでも安心して、簡単に使うことができます。
英検の級に合わせて問題が設定できる
設定で英検の級を選ぶと、その級に合った内容が学習できます。
英検の級ごとのレベルは、下記のようになっています。
5級 =中学1年生相当
4級 =中学2年生相当
3級 =中学3年生相当
準2級=高校初級相当
2級 =高校卒業相当
準1級=大学初級相当
1級 =大学上級相当
アプリは2級まで対応しています。
この級ごとに問題が設定されているので、5級から学習をはじめ、5級が終われば4級、3級と段階的にレベルを上げていくことができます。
5級に設定すれば単語、文法、リスニングなどすべての問題が、5級で習うものまでしか出題されなくなるため、いきなり難しい単語、文法が出てくることはありません。
この点が他のアプリよりも優れている点です。
また、英検は学校で習う英語に合わせて各級が設定されているため、学校の英語への対応できます。
一般的な英語学習アプリだと単語、文法の設定が曖昧なため、学習しにくさを感じることもあると思います。
その点、「スタディギア」は英検、学校の内容に合わせてある分、日本人にとって勉強しやすいように設計されています。
単語、文法、リスニング、リーディングなどの練習が可能
問題の種類は、単語、文法、リスニング、リーディング、英検形式の4択問題、過去問が学習できます。
間違えた問題はアプリに記憶され、適時に再度出題されます。
そのため、単語などの暗記もしやすいように作られています。
また、現在PCのみではありますが、3~2級の2次対策問題もできます。
実際の2次試験と同じ問題ができます。
リスニングの勉強がしやすい
リスニング問題はタップひとつで練習できるためとても使いやすいです。
一般的にリスニング問題はCDを使うことが多く、CDをセットして、聞くことにひと手間かかります。
一連の学習の中で、リスニング問題が手軽にできることは思った以上に便利です。
過去問を解けば判定がでる
ベーシックプランからは、実際の過去問を解くことができます。
しかも、過去問終了後は判定もでるため、英検合否の目安になります。
解説が充実している
英語学習用のアプリだと解説がなかったり、文字だけだったりすることが多いですが、
「スタディサプリ」は解説のスライドがあり、基本的な文法事項が整理できるようになっています。
一般的な問題集の解説や、文法書ほど充実はしていませんが、他のアプリに比べると分かりやすいものが多いです。
学習目標、記録
毎日の学習目標時間が設定出来たり、学習記録が自動でつけられます。
学朱状況に応じてバッジがつくのもうれしいです。
ただ、バッジなどは簡易的で、この点については他のアプリに比べゲーム性は低いです。
そのため、英語をしっかり学習する場合には向いていますが、ゲーム感覚で英語ができるとまではいえません。
実際使用してみた感想
ぱんたママさんの記事では、スタディギアをお子さんに実際に使用された様子がご紹介されています。
実際の画像も交えてご紹介されていています。
とても説明が分かりやすく、使用したお子さんとお母さまの生の声が分かるので、とても参考になると思います。
ぜひご覧ください。
ぱんだママさん、ありがとうございます。
年齢による学習法の違い
「スタディギア」は英語を英語のまま理解するというよりは、日本語を介して理解していく方法になります。(明示的学習)
そのため、「スタディギア」では文法用語も出てきます。
反対に、文法を全く説明せずに英語を学習する方法を暗示的学習と言います。
私たち日本人が日本語を習得した方法は、暗示的学習になります。
第二言語習得:SLA(second Language Acquisition)では、10歳までは暗示的学習が効果的で、10歳以降では明示的学習が効果的と言われています。そのため、10歳までは多読(読む)、多聴(聞く)、多鑑(見る)を中心に学習し、10歳以降文法の詳しい理解をしていくことが効果的です。
第二言語習得(だいにげんごしゅうとく、英語:second-language acquisition)は、学習者が母語の次に言語を学ぶ過程を科学的に解明する学問で、心理学、言語学、教育学などの学際領域である。広義には教授法も含まれる。
出典元:引用 – Wikipedia
また、第二言語習得についていくつか本が出版されています。
おすすめの本は「英語教師のための第二言語習得論入門」です。
そのため、「スタディギア」は10歳前後から使うことをおすすめします。
10歳よりも年齢が低いなど、暗示的学習をアプリしたい場合は「Oxford Reading Club」がおすすめです。
「Oxford Reading Club」
人気英語絵本シリーズ「Oxford Reading Tree」300冊を含む、約900冊の電子書籍が読み放題のサービスです。
一冊の絵本ごとに単語クイズ、音声読み上げ機能、音読練習機能、内容理解クイズなどがついています。
英語の絵本を読みながら、楽しく英語学習ができるように設計されています。
「Oxford Reading Club」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
また、人気英語絵本シリーズ「Oxford Reading Tree」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
「スタディギア」を活用した英検対策
「スタディギア」をうまく使えば英検を自宅学習で取得することも可能です。
こちらの記事では、NHKラジオと合わせて使うことで英検を取得する方法について詳しく説明しています。
最後に
英語は楽しみながら学習ができます。
近年は英語学習アプリや、動画を活用した英語学習など、以前よりも英語を楽しみながら勉強しやすくなってきました。
ドラゴンボールなどの英語版漫画も、Amazonで気軽に購入できるようになってきています。
英語は早期に取り組むことで、楽しく取り組める可能性が高くなります。
2020年からは本格的に小学校でも英語の授業がはじまります。
学校の授業がはじまってしまうと、どうしても勉強の色合いが濃くなり、しなければならないものとして捉えがちです。
その前に、少しでもご自宅で英語に取り組み、英語は楽しいものだということを経験しておけば、学校の授業の受け方も変わってくる可能性が高くなります。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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