塾を運営していると生徒、保護者の方から、学年末テストに向けた3学期の過ごし方にについてご相談を頂きます。
学年末テストは一番大切なテストですよね?
全範囲から出題されますか?
3学期に気を付けることはありますか?
などなど。
この記事では、公立中学1、2年生を対象に3学期の過ごし方をご紹介します。
今回ご紹介する方法は、私が運営する塾でも実際に取り組んでいる内容です。
この記事を読んで頂ければ、効果的な3学期の過ごし方が分かって頂けるかもしれません。
3学期のスケジュール
多くの公立中学校では、2月末または3月上旬に学年末テストがあると思います。
まずは、この学年末テストに向けた準備が一番初めに取り組むべきことです。
そして、次学年に向けた準備も視野に入れて、取り組んでいきたい時期でもあります。
今回は2月末に学年末テスト(9教科のテスト)があることを想定して、準備の仕方をご紹介したいと思います。
まずは、学年末テストの内容について確認したいと思います。
学年末テストの内容
学校にもよりますが学年末テストの内容は、これまでと同じように、前回のテスト後から学習した内容から出題されます。
学校によってはテスト範囲に1年生の全範囲、2年生の全範囲と記載される場合もありますが、復習の範囲の点数は10~20点以内であることがほとんどです。
そのため、これまでの定期テストと同じようにまずは、前回のテスト後から学習した内容を重点的に学習することをおすすめします。
尚、学校によって、テストを作成される先生によっても変わりますので、必ずテスト範囲を確認し、それぞれの学校、先生に合わせた対策を行ってください。
1月中にしておきたいこと
1月中にしておきたい最高の目標は、現在の学年の問題集を全て終わらせることです。
最低限取り組みたい目標としては、学校の進度に合わせ、問題集を進めていくことです。
以前の記事で冬休みの取り組みについてご紹介しました。
この記事では、冬休み中に、学校の宿題が終われば、12月までに学習した範囲を、学校指定の問題集で進めておくことをおすすめしています。
これができている生徒は、是非、現在の学年の問題集を全て終わらせることに挑戦してみてください。
学年末テストまでにしておきたいこと
2月に入ったらテストに向けて本格的に勉強を始めます。
まずは、テスト範囲の予測をたて、その範囲の学校の問題集の総復習をしてください。
テスト1週間前までに終わらせることが最低限の目標です。
最高の目標としては、現学年の全ての範囲を総復習することです。
テスト1週間前には多くの学校でテスト範囲表が配られると思います。
テスト範囲が配られたら、自分の予想テスト範囲とのずれを確認し、副教科の勉強計画を立ててください。
副教科の勉強計画を先にたてるのは、副教科はテスト範囲が配られるまで、勉強しづらいためです。
また、計画を立てるために、一度副教科の勉強をしてみましょう。
少し取り組めば、どのくらいの量があり、どのくらい時間がかかるか想定しやすくなると思います。
副教科の計画がたてられれば、主教科の勉強に取りかかりましょう。
主教科のテスト範囲に1年生の全範囲、2年生の全範囲が含まれる場合、学校の問題集をもう一度復習する必要があります。
そのために、テスト範囲が配られるまでに、どれだけ問題集が仕上げられているかが重要になります。
全範囲を復習する場合は、単元ごとにまとめのページがある問題集がほとんどですので、まずは、まとめのページを確認し、間違いが多い範囲は、単元ごとのページを学習して行きましょう。
テスト勉強の仕方については、こちらの記事で詳しく説明しています。
最後に
3学期は定期テストがひとつだけである学校がほとんどだと思います。
また学年末テストはテスト範囲も推測しやすいです。
そのためテストに向けた準備もしやすくなります。
テストでいい結果を出すためには、テスト期間に入るまでの準備がとても重要です。
余裕を持ってテストに挑めるように今の時期から準備を始めていきましょう。
いつもより早めに準備を始められれば、テスト結果は変わってくるはずです。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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