Peppa Pigの「The Sleepy Princess」で字幕なし英語動画に挑戦!
海外アニメを使って楽しく英語学習ができれば最高ですね。
「Peppa Pig」は日本で手軽に見られる英語アニメの中でも、もっとも簡単な番組のひとつです。
そして日本のアンパンマンのように、イギリスで親しまれているキャラクターです。
「Peppa Pig」については、こちらで詳しく解説しています。
この記事では「Peppa Pig」の実際の動画を使って、英語多観の練習ができるように構成されています。
この記事に沿って英語多観をして頂ければ、聞き取れる、理解できる英語表現が多くなっていることを実感できるはずです。
練習の流れ
英語多観の練習の流れをご説明します。
①字幕なし英語動画を観る
②動画の原稿、スクリプトを読む
③字幕なし英語動画を観る
記事はこの流れに沿って構成されていますので、記事を読んで頂ければ自然とこの流れで練習できるようになっています。
②の動画の原稿、スクリプトは動画を観ながら、読んで頂いてもかまいません。
英語多観については、こちらの記事で詳しく解説しています。
第36話「The Sleepy Princess」
第36話「The Sleepy Princess」のストーリーは、ペッパーとジョージがベッドで、ダディピグが話す「眠り姫」の話を聞くお話です。
ダディピグはペッパーとジョージがよく眠れるように、自作のストーリーを話してくれます。
ダディはペッパーとジョージの反応を見ながら、ストーリーを作っていきます。
第1話から見たい方は、こちらの記事をご覧ください。
まずはこちらの動画を見てください。
5分弱の動画です。
では実際に動画の原稿、スクリプトをご紹介していきます。
動画の原稿、スクリプト(script)
I'm Peppa Pig.
私はペッパーピグ
This is my little brother George.
これは私の弟ジョージ
This is Mommy Pig.
これはマミーピグ
And this is Daddy Pig.
これはダディピグ
Peppa Pig
ペッパーピグ
「The Sleepy Princess」(タイトル)
眠り姫
Narrator: It is night time. Peppa and George are going to bed.
夜です。ペッパーとジョージは寝ようとしています
Mummy Pig: Good night, Peppa and George.
おやすみなさい、ペッパーとジョージ
Peppa Pig: Mummy, Daddy?
マミー、ダディ
Mummy Pig: Yes, Peppa?
どうしたの?ペッパー
Peppa Pig: I'm not sleepy. Can I have a story?
私は眠たくないの、お話をしてもらえない?
Daddy Pig: Maybe George is sleepy and doesn’t want a story.
ジョージは眠いかもしれないし、お話を聞きたくないかもしれないわよ
Peppa Pig: George, do you want a story?
ジョージ、お話を聞きたい?
Peppa Pig: Say yes.
はいって言って
Daddy Pig: All right, I will tell you just one story.
わかったよ、ひとつだけお話を聞かせてあげるね
Mummy Pig: If Daddy Pig tells you a story, you must both promise to go to sleep.
ダディピグがお話をしたら、二人とも寝ると約束してね
Peppa Pig: We promise.
約束する
Daddy Pig: Hmm, I think I'll tell you the story of the sleepy princess.
うん、そうだな、眠り姫のお話をしょう
Peppa Pig: Is it a good story? It sounds a bit boring.
それって面白いお話?ちょっと退屈なように聞こえるわ
Daddy Pig: It's not boring. It's very good.
退屈じゃないよ、とても面白いよ
Peppa Pig: Is there a little princess in it?
お話に小さなお姫様はでてくる?
Mummy Pig: Peppa, if you keep talking, Daddy Pig can't start the story.
ペッパー、話し続けるんだったら、ダディピグはお話を始められないわよ
Peppa Pig: Sorry, Mummy. Is there a little princess in the story, Daddy?
ごめんなさい、マミー、お話に小さなお姫様はでてくる?ダディ
Daddy Pig: Yes, there is a little princess in it.
もちろん、お話に小さなお姫様はでてくるよ
Daddy Pig: Hmmm. The Sleepy Princess.
んんん、眠り姫
Daddy Pig: Once upon a time in a castle there lived a little princess, and she was called the sleepy princess.
昔々、お城に、小さなお姫様が住んでいました、そしてお姫様は眠る姫と呼ばれていました
Peppa Pig: Daddy, why was she called that?
ダディ、なぜお姫様はそう呼ばれていたの?
Daddy Pig: I'll get to that later.
あとでそれを言うね
Peppa Pig: Was the sleepy princess pretty?
眠り姫はかわいい?
Daddy Pig: Yes. She was very pretty. She loved looking at herself in the mirror.
もちろん、お姫様はとても可愛らしかったです。お姫様は鏡で自分を見るのが大好きでした
Princess Peppa Pig: I am so pretty.
私はとてもかわいいわ
Peppa Pig: Who else was living in the castle?
他には誰がお城に住んでいたの?
Daddy Pig: Uh, well...
うん、そうだね
Mummy Pig: The others in the castle were...
お城には他には
The small prince, Queen Mummy and King Daddy.
小さな王子様と、女王様のマミーと王様のダディ
Daddy Pig: That's right. They were all living there as well.
その通り、みんなも全員そこに住んでいました
Peppa Pig: Did King Daddy have a big tummy?
王様のダディは大きいお腹をしているの?
Daddy Pig: Of course not. He was very handsome. Like me.
もちろん違うよ、王様はとてもハンサムでした。私みたいに
Daddy Pig: Anyway, there was also a dragon.
それから、ドラゴンもいました
George: Dinosaur.
ダイナソー
Daddy Pig: Dinosaur? Oh, yes. It wasn’t a dragon. It was a dinosaur.
ダイナソー?おお、そうだね、ドラゴンじゃなくて、ダイナソーでした
Living outside was a huge, fierce dinosaur.
外には巨大な、凶暴なダイナソーが住んでいました
Mummy Pig: Oh, dear. Maybe the dinosaur wasn't quite that fierce, Daddy Pig.
あらまあ、ダイナソーはまったく狂暴じゃないはずよ、ダディピグ
Daddy Pig: Sorry, George. No, the dinosaur was very gentle.
ごめんね、ジョージ、違うよ、ダイナソーはとても優しかったのでした
It ate lots of grass.
ダイナソーはたくさん草を食べました
Mummy Pig: Daddy Pig!
ダディピグ
Daddy Pig: Oops, sorry. I was being the dinosaur.
おっと、ごめんね、私がダイナソーだったね
Peppa Pig: Daddy, why is the princess called the sleepy princess?
ダディ、なぜお姫様は眠り姫って呼ばれているの?
Daddy Pig: I'm coming to that.
それを話そうとしているところだよ
Daddy Pig: You see, the sun set and the stars and moon came out.
いいかい、太陽が沈み、それから星と月が出てきました
And everyone got very sleepy.
そしてみんなはとても眠たくなりました
Daddy Pig: But the most sleepy of all was the sleepy princess.
でもみんなの中で一番眠たいのが眠り姫でした
Daddy Pig: Peppa, are you sleepy?
ペッパー、眠たいのかい?
Peppa Pig: No, Daddy. I am not sleepy at all.
違うよ、ダディ、私はまったく眠たくないよ
Mummy Pig: But somebody is.
でも誰かさんは
Peppa Pig: George, wake up. You'll miss the end of the story.
ジョージ、起きて、お話の終わりを聞き逃すわよ
Daddy Pig: Well, Peppa might not be sleepy, but the sleepy princess certainly was.
そうだね、ペッパーは眠くないかもしれないね、でも眠り姫は、間違いなく眠たかったです
Daddy Pig: Looking at herself all day in the mirror had completely worn her out.
鏡で一日中自分を見ることはとっても疲れました
King Daddy Pig: Let's carry you to bed. Good night.
ベッドまで運んであげるよ、おやすみなさい
Daddy Pig: The sleepy princess was so sleepy she had fallen fast asleep.
眠り姫はとても眠たかったので、お姫様はすぐに眠ってしまいました
Mummy Pig: Thank you for that story, King Daddy.
お話をありがとう、王様のダディ
Daddy Pig: You're welcome, Queen Mummy.
こちらこそ、女王様のマミー
Mummy Pig: And our little prince and princess enjoyed it too.
それから私たちのちいさなお姫様と王子様も楽しんでいたね
もう一度見る
原稿、スクリプトを読んで頂いて内容をつかめたところで、もう一度動画を見て頂ければ聞き取れる英単語も多くなっていると思います。
もう一度動画を観てみましょう。
動画を見て頂いていかがでしょうか。
聞き取れる、理解できる英語表現が多くなっていることを実感できたのではないでしょうか。
「Peppa Pig」の英語レベル
「Peppa Pig」の内容のほとんどは中学校レベルの英語です。
実際に原稿、スクリプトを見て頂いて、思ったよりも文章は簡単だと思われたのではないでしょうか。
「Once upon a time in a castle there lived a little princess」は、昔話でよく出てくる表現で、ディズニーアニメでもよく使われています。
年齢層が上がったアニメや映画では、このフレーズのパロディのようなセリフも物語の冒頭でよく使われます。
この言い回しを覚えておくと、他の作品の冒頭もより楽しめるようになると思います。
第37話「The Tree House」
第37話「The Tree House」のストーリーは、グランパピグとグランニーピグがペッパーとジョージのためにツリーハウスを用意してくれる話です。
最後に
英語は楽しみながら学習することができます。
この方法で英語の動画を繰り返し見れば、どんどん聞き取れる、理解できる英語表現が多くなっていきます。
特に同じシリーズの動画であれば同じ表現が繰り返し使われることが多いので、第2話、第3話と見ていくことでどんどんわかるようになっていきます。
この方法は海外映画でも、海外ドラマでもできます。
スクリプト、原稿は「peppa pig script」のように「題名+script」でインターネット検索すれば、ほとんどの映画、ドラマ、アニメのものが出てきます。
また字幕なしで英語動画を観ることに慣れてくれば、必ずしも原稿、スクリプトを読む必要はありません。
原稿、スクリプトはあくまで補助的なものです。
原稿、スクリプトを読むことが楽しければ読む、内容を確認したいなら読む。
原稿、スクリプトを読むことが楽しくなければ読まない、読むのが面倒くさいなら読まない。
そのくらいの気軽な気持ちで取り組むことをおすすめします。
英語学習でもっとも大切なことは、継続することです。
そのためには、楽しむことがとても大切だと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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