【英語多観】レベル別おすすめ動画~(上級者向け)レベル5(★★★★★)編~
英語を話せるようになりたい!
海外ドラマ、映画、アニメを英語で見られるようになりたい!
英語を使った仕事をしてみたい!
などなど。
憧れますよね。
でもなにからすればいいの?
もう一度英語の勉強をするのは大変。
そんな方におすすめの方法のひとつは英語の多観です。
多観とは文字通り英語の動画・映像をたくさん観ることです。
これまでこのブログでは約200種類以上の洋楽、アニメ、ニュースを和訳、映画やアニメで使われる英単語を分析してきました。
この記事では、上記の取り組みに加え、実際に様々な動画を英語で観た経験、塾講師として英語を指導している経験をもとにレベル別におすすめ動画をご紹介します。
この記事を読んで頂ければ、自分にぴったりな動画が見つかり「映画を英語で観られるようになれるんだ!」と思ってもらえるかもしれません。
レベル5(★★★★★)について
レベルは5段階で評価しています。
レベル5(★★★★★)は中学校で学習する単語の割合が70%以上であることを目安としています。
目安としては英検1級よりも上のレベルです。
もうほぼネイティブとそん色のないレベルと言ってもいいのではないでしょうか。
レベル4(★★★★☆)でご紹介したマーベル作品の初見のストーリーが9割程度理解できるようになった方におすすめのレベルです。
レベル1(★☆☆☆☆)については、こちらの記事をご覧ください。
レベル2(★★☆☆☆)については、こちらの記事をご覧ください。
レベル3(★★★☆☆)については、こちらの記事をご覧ください。
レベル4(★★★★☆)については、こちらの記事をご覧ください。
おすすめ動画ご紹介
レベル5(★★★★★)のおすすめ動画をご紹介します。
レベル5(★★★★★)の中でも英語簡単な順番にご紹介していきます。
英語ニュース
英語ニュースにチャレンジしてみましょう。
ニュースは文法構造がしっかりしているため、英語の勉強を学校でしっかりしてきた方なら映画などよりも理解しやすいと思います。
ただニュースには語彙力が求められます。
英語ニュースが十分理解できる語彙力があれば、語彙力に関してはもう十分と言ってもいいレベルです。
英語ニュースの中でも比較的日本人に理解しやすいのはNHKワールドニュースです。
「NHKワールド」はNHKが海外向けに放送しているチャンネルです。
ニュース以外にも英語に関連したバラエティ番組もあります。
NHKワールドニュースそのため日本国内のニュースが多く、日本人にとって馴染みのある内容が多いです。
そのため海外のニュース番組よりも、内容も英語も日本人に分かりやすいのが特徴です。
テレビはもちろん、ラジオ、Webサイトでの配信もあり、様々な媒体で視聴することができます。
スマートフォン用アプリもあり、現在の放送だけでなく、過去の放送も視聴することができます。
毎日内容が更新されるため、英語学習に十分すぎるほどの量があります。
またコンテンツによっては原稿・スクリプトもあるため、放送内容の確認、多読にも活用できます。
「NHKワールド」のニュースがしっかり理解できるようになれば、イギリス国営放送のBBCやアメリカ国営放送VOAも理解しやすくなります。
一般映画
一般映画は作品によって英語レベルがまちまちです。
レベル5(★★★★★)であればより専門用語が多い映画にもチャレンジしていきましょう。
おすすめの観る方法は、自分の好きなジャンルの映画を観ることです。
SFが好きなら色々な種類のSF映画を観ていきましょう。
ジャンルが同じだと同じような表現、言葉が使われることが多いので、見るたびに理解しやすくなっていきます。
ひとつのジャンルをある程度観たら、他のジャンルに変えていき色々なジャンルの映画にトライしていきましょう。
一般ドラマ
映画とドラマを比較すると、ドラマの方が設定がより細かくなり、込み入ったシーンが多くなります。
セリフのみでストーリーが進行することも多いです。
ドラマにもよりますが、会話表現もスラングが多く、簡単な単語でも本来の意味と全く違う意味で使われていることも多々あります。
ただここまで様々な映画を英語で観てきている方なら、ドラマも十分理解できるようになっているはずです。
ドラマの良さは一話が映画よりも短いことです。
そのためちょっとした時間でも取り組みやすくなります。
人気シリーズであれば話数も多いので、長く楽しみながら観ることができます。
また同じシリーズであれば登場人物が同じで合ったり、セリフの言い回し、使用される言葉も似ているので、だんだんと理解しやすくなってきます。
レベル5(★★★★★)の動画を観ることができるようになったら
レベル5(★★★★★)の動画が9割程度理解できるようになれば、もうネイティブレベルと言っても過言ではありません。
「英語が趣味です。」と胸を張って言ってよいのではないでしょうか。
英語の勉強をしたくなったら
動画を観てもっと英語の勉強をしたい。
文法を理解したらもっと分かるようになるかも。
単語が難しい。
と思ったら英語の問題集・参考書にもチャレンジしてみましょう。
英語の問題集・参考書はいわば「英語の攻略本」です。
英語はたくさん動画をみたり、聞いたり、読んだりすることで伸びていきます。
ただそれには時間がかかります。
効率よく学びたい、身に付けたいと思ったときが「英語の攻略本」(英語の問題集・参考書)の出番です。
「英語の攻略本」(英語の問題集・参考書)を使って学習することは、一般的に明示的学習と呼ばれます。
反対に英語多観のように学習することは、暗示的学習と呼ばれます。
暗示的学習では経験的に文法や単語を理解していきますが、明示的学習は文法ルールや単語の意味、語源を体系的に理解していくことができるため、効率よく学べます。
ただその反面、学校での勉強のような学習の側面が強くなるため、興味がない場合に記憶の定着が著しく低下します。
そのため動画を観て、もっと理解できるようになりたいと思ったときが「英語の攻略本」(英語の問題集・参考書)にチャレンジする絶好のチャンスです。
もっと英語学習のモチベーションを高めたいと思ったときは、こちらの記事でご紹介している本がおすすめです。
また英語で色々なものに取り組んで見ましょう。
英字新聞、スマートフォンやPCの言語設定を英語にする、英語のWebサイトを観る、英語でビジネス書を読む、英語でゲームをするなど、普段自分が仕事やプライベートでしていることを英語でしてみると、自然と英語に取り組む時間を増やすことができます。
最後に
英語は楽しみながら学習することができます。
ここで紹介している動画に合わせて少しずつ英語レベルを上げていけば、映画も英語で十分楽しめるようになります。
そして、英語へのモチベーションが上がってきたら「英語の攻略本」(英語の問題集・参考書)を使っていくとより、英語の習得が早くなります。
英語を習得するためにもっとも大きな原動力は、英語で何かにハマることです。
好きなことを英語で取り組めば、1年でも、もっと短い数か月でも劇的に英語力が変わります。
動画を英語で見るなど、自分が楽しめる勉強方法が見つかると、飛躍的に英語力を伸ばすことができます。
ぜひとも英語でなにかにハマってください。
1年後には驚くべき英語力が身に付いているはずです。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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