【無料教材】問題のレベル(難易度)のご紹介
多くの方の家庭学習の助けになればと思い、塾で使用している教材を無料で公開しました。
ご自宅での利用に限らず、学校や塾、家庭教師の授業でもご活用頂けるようにしています。
全教材に共通する特徴
①実際に塾で使用している教材だからボリュームたっぷりあります。
②分かりやすい解説や例題がたくさんあるので、お子様自身が自学自習しやすいようになっています。
②解説・例題ありプリントと解説・例題なしプリントがあるので、はじめて学習するときは解説・例題ありのプリントを学習し、2回目以降は解説・例題なしのプリントを学習することで、解説・例題がない状態で繰り返し練習ができるようになっています。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
この記事では問題のレベル(難易度)についてご紹介させて頂きます。
問題のレベル(難易度)
問題番号の下に表記されているアルファベット(ABCDE)は、問題のレベル(難易度)を表しています。
易 → 難
A B C D E
A、Bレベルは基本的な内容の問題です。
Cレベルが教科書レベルの問題になります。
Dレベルは教科書の章末、巻末問題に掲載されている高難度の問題です。
Eレベルの問題は教科書には掲載されていない入試で出題されるより高難度の問題です。
おすすめの学習方法
まずはCと表記されている問題から取り組むことをおすすめします。
AまたはBと表記されている問題は、学習しなくても問題なく内容を理解できるように構成されていますので、勉強が得意な方は飛ばして学習してみてください。
Cレベルを一通り学習し終わった後、D、Eと順にレベルを上げて学習すると効率よく学習できます。
またCレベルが難しい場合は、BまたはAレベルの問題から取り組んでみてください。
定期テストでの出題傾向
問題のレベル(難易度)は、定期テストで出題される傾向とも関係します。
高 → 低
A B C D E
Aレベルの問題は定期テストでほぼ出題されることが多いです。
反対にEレベルの問題は中学校によっては、ほとんど出題されません。
以前ある中学校で出題された定期テストを分析してみたところ、出題された問題のすべてが、公開している教材と数字が変わっただけの問題か類題で構成されていました。
点数で見ると数字が変わっただけの問題は88点分あり、類題は12点分ありました。
さらに問題の難易度を3段階に分けでみると、
ABレベル 61点(内類題は4点)
Cレベル 24点(内類題は2点)
Dレベル 15点(内類題は6点)
となっていました。
Cレベルの問題だけでも、すべてできるようになれば85点は取ることができます。
D、Eレベルの問題は解けるのに85点以下の点数の生徒は、A~Cレベルの問題が確実に解けるようになっていない可能性があります。
勉強というと自分ができない問題(難しい問題)に意識がいきやすいと思います。
そのため、基本~標準問題の練習を十分にせず、難しい問題ばかり練習している生徒もいます。
まずは自分のテストをみて、自分がどのようなレベルの問題で、点を落としているかを理解することで、自分に必要な勉強(練習)が分かるようになります。
またテストの点がなかなか思う様に取れない生徒は、まずはAもしくはBレベルの問題を徹底して練習することをおすすめします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
最後に
塾では生徒の現在の学力や、目標点などを加味してその日に学習する教材を準備しています。
そのため問題ごとにレベル分けをし、その生徒に必要な問題から取り組むことができるように教材を作成しています。
皆様のお役に立てれば幸いです。
こちらの記事も参考になるかもしれません。
合わせてご覧ください。