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#ディズニーで英語学習!セリフから学ぶ英会話表現~アニメ「美女と野獣」編~

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海外映画を使って楽しく英語学習ができれば最高ですね。

 

ディズニー映画は英語学習に最適です。

世界中の人に分かりやすいように作られています。

大人にも子どもにも、非ネイティブにとっても分かりやすい英語が使われています。

 

この記事では、ディズニー映画で実際に使われたセリフの中で、日常会話でもよく使われるものをご紹介します。

 

映画で聞いたセリフは、映像として印象に残り、どんな状況でどんなトーンで使えばいいのかわかりやすいです。

そのため、日常会話を学ぶのに適しています。

 

今回は「美女と野獣」を題材にセリフを紹介したいと思います。

 

 

覚えておきたいセリフ13選

セリフは劇中で使われた順番にご紹介します。

 

本屋の主人とベルの会話

主人:it's yours.

(あげるよ)
ベル:But, sir

(でも)
主人:I insist.

(ぜひ受け取ってくれ)

 

insist=主張する

 

主人が本をあげるとベルに伝え、ベルが躊躇したのを見てinsistが使われました。

 

通常学校では、insistは固い場面で使用されることが多いです。

He insisted on his rights.

(彼は自分の権利を主張した。)

 

単語の訳を覚えているだけでは、なかなかこのような使い方は思いつきません。

劇中で使用されたように、日常会話の中でも強くすすめる場合にも使用されます。

 

ガストンがベルについてルフーに語ったセリフ

ガストン:And don't I deserve the best?
(私には一番が相応しくないと?)

 

deserve=~に相当する

 

ベルは村で一番美しい女性で「一番美しい女性が自分にはふさわしくないと言いたいのか」という意味で使用されています。

 

You deserve it.

(あなたなら当然)


など日常会話でもよく使われる表現です。

 

ベルの父モーリスが発明に失敗したときのセリフ

モーリス:How on earth did that happen?
(いったいどうしてこんなことに)

 

on earth=一体全体

 

日常会話でも、疑問文を強調したいときによく使われる表現です。

イメージとしては「この地球上で」そんなことがあるのか?という感じで使用されます。

同じような使われ方をする表現にthe hell(地獄)もあります。

使い方もon earthとまったく同じです。

How the hell did that happen?

 

ただ、地獄というもともとの意味があるため、on earthのほうが丁寧な表現です。

 

ベルの父モーリスがフェアに出かけるときのセリフ

モーリス:I'm off to the fair.
(フェアに出かけよう)

 

off to~=~へ出発して

 

「I'm off.」だけでも使われ「いってきます。」の意味になります。

日常会話でもよく使われる表現です。

こういったbe動詞と前置詞だけの簡単な表現は、学校では習わないため難しく感じる方も多いように思います。

 

いくつかフレーズを覚えていくと、前置詞のイメージも膨らんできて、聞き取れたり使えるようになってくると思います。

 

ベルの父モーリスがコグスワースに謝罪するときのセリフ

モーリス:I beg your pardon.
(これは失礼しました)

 

beg=懇願する

 

pardonは劇中で3回使用され、実際の英会話でも使用されます。

 

pardonは中学1年生の一番初めに学習する単語です。

学校英語は役に立たないということをやり玉に挙げるために、pardonなんか使わないという論調を見かけることがあるかもしれません。

 

確かに単体で頻繁に使われる単語ではないかもしれませんが、まったく使わないことはありません。

pardonの素晴らしいところは、単語ひとつで分からないことを聞き返すことができるところです。

英会話では必須の表現のため、一番はじめに習うことを考えれば、この上なく使い勝手のいい表現です。

だからこそ、pardonを学校ではじめに学習します。

 

英会話に慣れてくればフレーズを増やすことも大切です。

そのときにpardon以外のフレーズを使いこなせるように、バージョンアップしていけば十分だと思います。

 

 

ベルが父の身代わりになると言ったことに対しての返答

野獣:You would take his place?

(父の身代わりになるのか?)

 

take one's place=の代わりをする、の後任になる

 

日常会話ではもちろんビジネスの場でも使用されます。

I am taking Bob's place.

(私がボブの後任をしています。)

 

placeの意味は場所というイメージが強いと思いますが、具体的な場所だけでなく、役割、地位などの抽象的な位置を表すときにも使うことができます。

 

ベルが野獣にお父さんの身代わりになることを伝えた後のセリフ

ベル:You have my word.
(約束は守ります)

 

日常会話でもよく使用される言葉です。

どちらかというとシリアスな、真面目な場面で使われることが多いように思います。

 

直訳すれば「あなたは私の言葉を持っています」になります。

これは英語独特の言い回しで、考えて使うことは難しいと思います。

こういった表現をいくつか覚えていくことで、英語独自の考え方もわかってくると思います。

 

この他の英語独特の表現としては、実写版「美女と野獣」で「The honor is mine.」が使われました。

直訳は「名誉は私のものです」ですが「私のほうこそ光栄です」といった意味合いで使われます。

とてもかしこまった言い方です。

 

個人的にですが、一度は使ってみたい表現です。

使える場面を虎視眈々と狙っております。

 

同じような表現で「The pleasure is mine.」もあります。

この表現はThank you.などのお礼に対しての返答で使用され「私のほうこそうれしいです。」といった意味合いで使用されます。

この表現もとてもかしこまった表現ですが、さっと口から出せたら気品を醸し出せそうな気がします。

 

野獣がミセスポットたちに言われたセリフ

従者:you must control your temper.

(あなたは自分の感情をコントロールしなければならない)

 

control your temper=怒り(気性)をコントロールする

 

この表現は劇中で3回使用されました。

怒りっぽい城の主人の野獣に対して、ベルに好かれるためのアドバイスとして使用されました。

 

心理学などでも使われ、ライフハッカーなどの海外サイトでも同じ表現が使われているのを見ることができます。

 

日常会話でも使われているので、海外では感情をコントロールするということを、日常的に話題にすることが当たり前なのかなと感じます。

 
ルミエールがコグスワースに使ったセリフ

ルミエール:You can count on me.
(私にお任せを)


count on=当てにする、頼る

 

countは数を数えるという意味もあります。

「私を信頼できる人間のひとりとして、頭数に数えてもらっていいですよ。」という意味がこめられているため、当てにする、頼る、任せるという意味が含まれています。


ほかの当てにする、頼る、任せるという意味の表現ではrelyもあります。

使い方もcountと同じです。

 You can rely on me.

学校ではこちらで習うことが多いかもしれません。

意味の違いとしてはrely onには依存するという意味もあり、継続的に関係をもつ意味合いが含まれます。

 

ガストンがベルについて語ったセリフ

ガストン:Who does she think she is?
(彼女は自分を誰だと思っているんだ。)

 

日常会話でもよく使われる表現で、日本語表現の「いったい何様のつもり!?」と同じ意味合いで使用されます。

子どもの態度に怒った親が、よく言いそうなセリフです。

この言葉を自分の子どもに使わなくていいように、I must control my temper. が大切だと思います。

 

ガストンがベルについて語ったセリフ

ガストン:That girl has tangled with the wrong man.

(彼女は口論する相手を間違っている)

 

tangle=口論する、もめる

 

tangled は「塔の上のラプンツェル」の原題にもなっています。
こんがらがる、もつれるという意味もあり、ラプンツェルの長い髪や、ストーリーが込み合うことを表現していると思われます。

 

ルミエールたちが、村人の襲撃に対してドアを抑えているシーン

ルミエール:This isn't working.
(これではうまくいかない、うまく機能しない)

 

workは働くという意味の印象が強いと思いますが、物事や事柄に対しても使用されます。

この表現のように中学校で覚える基本動詞には様々な使い方があり、それを覚えていくことでひとつの単語でたくさんのことを表現できるようになってきます。

 

村人にお城を襲撃されミセスポットが野獣に指示を仰いだ時のセリフ

ミセスポット:The castle is under attack.
(城が攻撃を受けている)

 

underは「~の下」という意味以外にも「~という状況下にある」という場合にも使用されます。

underなどの前置詞も、基本動詞と同じように様々な使い方があります。

こういった表現を覚えることで前置詞のイメージが広がっていき、英語の表現力も高まってきます。

 

Twitterでも毎日配信中

毎日正午12:00に「#ディズニーで英語学習」として、ディズニー映画で使われたセリフについて、ツイートをしています。

 

 

もっとディズニー映画で使われたセリフを知りたいという方は、ぜひご覧ください。

twitter.com

 

アニメ「美女と野獣」で使われた英単語の分析

アニメ「美女と野獣」で使用された英単語の種類は 1422語でした。

使用単語数1422個中、中学校で習う単語は1032個で全体の約73%です。

 

英単語を分析すれば、英語で映画を観ることが簡単に思えてきます。

やり方を工夫すれば、映画を英語で楽しむことはそんなに難しいことではありません。

 

使用された英単語の分析内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。

jukupapa.hatenablog.com

 

また、映画で使われる英単語を分析してわかったことについて、こちらの記事で詳しく解説しています。

jukupapa.hatenablog.com

 

「美女と野獣」の視聴方法

「美女と野獣」はDisney+ (ディズニープラス)で視聴することができます。

Disney+ (ディズニープラス)

Disney+ (ディズニープラス)公式サイト。
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最後に

英語は楽しみながら学習することができます。

 

セリフが使われたシーンを思い出し、登場人物になりきってセリフを言ってみてください。

英語表現を覚えるときに、真似をすることはとても大切です。

真似をすることで、感情のこもった英会話表現が使えるようになっていきます。

 

皆様の参考になれば幸いです。

皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。

お気軽にコメントして頂ければと思います。

 

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