子どもと英語に取り組む方法として、英語絵本を活用されるご家庭も多いのではないでしょうか。
英語絵本でもっともおすすめのシリーズは「Oxford reading tree」です。
この記事では、「Oxford reading tree」のストーリーに焦点を当てご紹介します。
この記事を読んで頂ければ、「Oxford reading tree」を読んでみようかなと思っていただけるかもしれません。
- 「Oxford reading tree」とは
- 「Oxford reading tree」のストーリー
- 他のおすすめ英語絵本シリーズ
- 読み聞かせのコツ
- 英語絵本の購入方法について
- 親子で英語に取り組む他の方法
- 英語育児は大人の英語力も上がる
- 最後に
「Oxford reading tree」とは
日本では「オックスフォード・リーディング・ツリー」略して「ORT」として知られています。
STAGE 1 FIRST WORDS PACK (Oxford Reading Tree)
- 作者:Roderick Hunt
- 出版社/メーカー: Oxford University Press (Japan) Ltd.
- 発売日: 2011/01/01
- メディア: ペーパーバック
「Oxford reading tree」の一番の良さは、絵本の絵を見ればこの単語、文章はこういうことを書いているんだと容易に推測できるように作られています。
この推測のしやすさがほかの本に比べて優れています。
そのため、多読に適しています。
「Oxford Reading Tree」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
「Oxford Reading Tree」300冊を含む、約900冊の電子書籍が読み放題のサービス「Oxford Reading Club」もあります。
「Oxford Reading Club」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
「Oxford reading tree」のストーリー
「Oxford Reading Tree」はKipper、Biff 、Chipの3 兄弟と愛犬Floppy 、お父さん、お母さんの家族についての物語です。
日常でのシーンがほとんどで、家族内で使える会話表現の宝庫です。
一話完結ではありますが、シリーズを通して登場人物が同じであるため、読んでいくうちに登場人物に愛着が湧いてきます。
登場人物ごとの個性もわかってくるので、次の絵本も読みたくなってきます。
また、1つの絵本の中で終盤に出てくる登場人物が、読み返してみると始めのページから載っていたりなど、何度でも読める工夫がしてあるので、繰り返し読む本としても向いています。
そのため、英語学習にぴったりです。
隠れアイテムや、隠れキャラもいるので、よく見ると他の絵本にも同じアイテムやキャラが描かれており、「ウォーリーを探せ」のように探す楽しみもあります。
このように、楽しんで何度も絵本が読める工夫が、随所になるのも人気の理由だと思います。
絵本は10段階の英語レベルに分かれています。
Stage1~3は、簡単な文章のため、物語も日常のある場面を面白おかしく描いたものばかりですが、Stage4からは物語に深みが出てきます。
Stage4のメインストーリーは、Kipper家族が、古い家を購入し、引っ越しをする話になっています。
その購入した古い家には、秘密の部屋があることにKipper家族が気づき、今後の物語のキーとなるアイテムが見つかります。
Stage5からは、秘密の部屋で見つけたアイテムには魔法の力が隠されていることを知り、今まで日常を描いたストーリーから一変、ファンタジー、アドベンチャーの要素が物語に組み込まれていきます。
英語の文章レベルとともに、内容も面白さがどんどん増していきます。
英語の文章を読んでワクワク、ドキドキする経験もまたとても楽しいです。
レベルがどんどん上がっていき、難しくて読めないのではと思う方もいるかもしれませんが「Oxford reading tree」は一番簡単なレベルは1ページの単語数も1~3文字と少なく読みやすいです。
反対に一番上のレベルでも1ページの単語数は、50文字前後とそれほど多くありません。
1ページ当たり50文字前後は、中学1年生の教科書の一番多いページとそれほど変わりません。
物語の転換ポイントであるStage4、5の1ページ当たりの文字数は、
Stage4で、12文字前後
Stage5で、15文字前後
と、それほど文章は長くないので、少し英語絵本に慣れれば問題なく読める文章の長さです。
「Oxford reading tree」は、全くの英語初心者でも読み進めていけるように、スモールステップになっているので、どなたでも読んでいくことができます。
「Oxford reading tree」以外でおすすめ英語絵本シリーズも合わせてご紹介させていただきます。
他のおすすめ英語絵本シリーズ
「Step into reading」
他のおすすめのシリーズのひとつは「Step into reading」です。
Elsa's Epic Journey (Disney Frozen 2) (Step into Reading)
- 作者:Susan Amerikaner
- 出版社/メーカー: RH/Disney
- 発売日: 2019/10/04
- メディア: ペーパーバック
「Step into reading」シリーズはディズニーを始め、日本人に馴染みのあるアニメが多く、英語絵本によくある独特の絵のタッチもないのでとっつきやすいです。
ほとんどの女の子に鉄板のディズニープリンセスや、乗り物好きな男の子には、もってこいのカーズやトーマスなどが豊富にそろっています。
他の英語絵本に比べ、子どもが好きなキャラクターの英語絵本が多いため、子どもの食いつきがいいです。
しかもシールがついている本もあり、小さい子どもだと大変喜びます。
内容も易しいものが多く、英語絵本を読み始めるにもちょうど良いシリーズです。
「Step into reading」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
「Read-Along Storybook and CD」
「Read-Along Storybook and CD」というCD付き絵本シリーズもおすすめです。
Frozen 2 Read-Along Storybook and CD
- 作者:Disney Book Group
- 出版社/メーカー: Disney Press
- 発売日: 2019/10/04
- メディア: ペーパーバック
これはディズニー映画の絵本とCDがセットになったものです。
シンデレラからアナと雪の女王2まで、さらにはスター・ウォーズまで数多くの絵本があります。
価格もCD付きで800円前後で、中には3つの映画が1冊にまとまったものもあり、それでも1200円前後で購入できます。
内容は、映画を短くまとめたもので、CDの長さは10分~20分と短過ぎず、長過ぎないちょうどいい長さです。
CDの内容はすべて絵本に記載されているので、絵本を見ながらCDを聞くのはもちろん、絵本だけ、CDだけでも使用できるので使い勝手も抜群です。
「Read-Along Storybook and CD」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
読み聞かせのコツ
英語絵本の読み聞かせの目的は、英語のインプットと、子どもが英語で読書をしてもらうための準備だと思います。
英語育児の目標のひとつは、子どもが英語で読書ができるようになることだと思います。
英語で読書ができるようになれば、自分でどんどん英語を吸収していけるようになります。
そのために、日本語で絵本を読み聞かせるように、英語の絵本を読み聞かせ、自分で読めるように促していきます。
自分で読み聞かせが不安な場合は、電子書籍や、CD付きの絵本を活用する方法もあります。
英語絵本読み聞かせの具体的な方法については、こちらの記事で詳しく説明しています。
英語絵本の購入方法について
我が家では英語絵本の購入は基本的にはAmazonで購入しています。
書店で買うよりも安いことが多く、種類も豊富なのでおすすめです。
ただ、英語絵本や洋書は値段が結構変わるのでご注意ください。
アメリカやイギリスのAmazonで購入した方が安い場合もあります。
実際に購入したものや購入方法についてこちらの記事でご紹介しています。
親子で英語に取り組む他の方法
自宅で子どもと英語に取り組み始める場合
英語絵本の読み聞かせ
英語アニメの活用
英語で語り掛け
の3つの取り組みを並行して行っていくと効果的です。
この3つはご家庭でも取り組みやすく、子ども楽しんでできる可能性が高いです。
3つの取り組みの詳細については、こちらの記事で詳しく説明しています。
英語育児は大人の英語力も上がる
英語絵本の読み聞かせは、子どもの英語力UPにとても効果的なだけでなく、読む大人の英語力もUPします。
親の英語力が上がれば、子どもの英語力が上がります。
子どもの英語力が上がれば、親の英語力が上がります。
親子での英語の取り組みが、相乗効果でどんどん英語力を高めてくれます。
英語育児の大人のメリットについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
最後に
英語は親子で楽しみながら学習ができます。
私は年間約200種類の絵本を娘と読みますが、その中でも「Oxford reading tree」は一番おすすめできる絵本シリーズです。
また、私は塾を運営しているのですが、運営している塾でも「Oxford reading tree」を活用しています。
「Oxford reading tree」は内容、英語のレベルなど、どれをとってもNO.1と言っても過言ではないと思います。
「Oxford owl」というWebサイトでは、無料の会員登録をすれば「Oxford reading tree」を含む約200冊の本を英語で読むことができます。
音声もついているので、発音の確認や、リスニングの練習もできます。
使い方、詳しい内容については、こちらの記事で詳しく説明しています。
皆様の参考になれば幸いです。
皆さまのご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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