kindleはamazonで購入した電子書籍を読むだけのものと思っていませんか。
kindleにはWeb上のページを読み込んで、kindle上で読むことができる機能があります。
この機能を活用することで、英語の記事や、映画の台本などをkindleで読みやすくできます。
なぜわざわざkindleで読むのか
kindleで英語を読むメリットは6つあります。
いつでも読める
Web上の英語記事を後で読もうとブックマークなどをすると、記事のリンクが切れるなど様々な理由で読めなくなる場合があります。
しかしkindleに記事を取り込めば、いつでも、どこでも、オフラインでも読むことができます。
前回途中まで読んだ場所がわかりやすい
長い文章の記事だと、一度に読み切れない場合があります。
kindleであれば、kindleを開けば前回読んだページが表示されるので、どこまで読んだかわかりやすいです。
しおりやマーカーも付けられるのも便利です。
pocketのアプリも記事のダウンロードができますが、pocketは違う記事を見たり、アプリを落としたりすると、記事の始めのページに戻ってしまうので私は使いにくく感じました。
kindleはpocketと使い方もほとんど同じように使えます。
表示方法をカスタマイズできる
表示するフォントや文字サイズ、行間の広さなど文章表示の形式を細かく設定できるので、自分が読みやすいように簡単に変更できます。
この設定を変えるだけも英文の読みやすさはかなり変わります。
タップひとつで単語の意味が調べられる
ブラウザアプリやpocketも単語を調べる機能がありますが、kindleはタップひとつで、しかも画面を切り替えることなく、単語の意味を調べることができます。
しかも、英英辞書、和英、英和など辞書の種類も選ぶことができます。
フラッシュカード機能を使えば、単語リストが作成できる
英語の記事を読む目的のひとつは語彙力を増やすことです。
そのため、フラッシュカード機能はとても便利です。
単語をタップすれば、意味と同時に、マーカーのウインドウが表示され、すぐにマーカーを引くことができます。
マーカーを引くと、マーカーを引いたリストを見ることができます。
マーカーを引いたリストをフラッシュカードにすることができ、自分だけの単語カードを作ることができます。
この機能をうまく使えば、語彙力を増やすのにも役立ちます。
無料で使える
kindleアプリは無料で使えることも大きなポイントです。
機能を拡張するのに、有料版に切り替える必要がありません。
広告も表示されません。
費用はかかりますが、kindle端末があれば更に読みやすくなります。
じっくりと読書のように、自分で取り込んだ英文を読むことができます。
わたしはkindleアプリとkindle端末の両方を使っています。
読んだところが常に同期されるのも使いやすいです。
外出先ではアプリで読み、家でその続きをkindle端末で読むことができます。
私は第5世代のKindle Paperwhiteを使っています。

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kindleはいくつかモデルがありますが、私にとってはKindle Paperwhiteが必要十分な機能が備わっているのでこのモデルを選びました。
広告付きが安いですが、余計な情報は見たくないので広告なしにしました。
kindleにWeb上の記事を読みこむ方法
iphoneでの使用方法をご紹介します。
読み込み方
①読み込みたいWebページを開く
②画面下をタップし、中央のアイコン(下図赤丸)をタップします。
③Kindleアプリのアイコンをタップします。
④下記画面が表示され、送信ボタンをタップします。
④記事の送信に成功すると下記画面が表示されます。
⑤しばらく時間をおいてから、Kindleアプリのライブラリードキュメントを開くと読み込んだ記事が表示されます。(下図のDOC)
⑥タップするとダウンロードが開始します。
⑦読み込みが完了すると下図のように画像が表示されます。
⑦ダウンロードした記事をタップすると、通常のKindle本と同じように読むことができます。
読み込んだ記事の管理
PCからAmazonのWebサイトにアクセスし、アカウントサービスの
から、記事の削除などの管理ができます。
使用上の注意点
Webサイトによっては上手く読み込めなかったり、読み込んでも文字化けしたりすることがありますのでご注意ください。
その場合は、送信するファイル形式を変更したり、Kindleパーソナル・ドキュメントサービスを使ってKindleに直接ファイルを送るとうまく読める場合があります。
Kindleパーソナル・ドキュメントサービスについては下記リンクを参照ください。
私は主に映画の台本を英語で読むことが多く、良く拝見するWebサイトとkindleの相性がいいので問題なく使用できています。
使用される端末や、Webサイトによっては上手く機能が使えない場合もあるかもしれません。
ご了承ください。
LingQも英語を読むのに便利
LingQというアプリもWeb上のコンテンツを読みこむことができます。
このアプリ語学学習専用のアプリで、kindleで出来る機能に加え、自分の知っている単語、覚えていない単語、初めて出てきた単語を管理でき、文章中の単語を色分けして表示してくれます。
英語の多読に特化したアプリなので機能は充実しています。
覚えていない単語はオレンジ、LingQ上で初めて読む単語はブルーで表示されます。
kindleよりも使い易く、一番英語学習もしやすいのですが、有料なのが難点です。
ある程度は無料で使えるので、気に入れば有料版も使ってみてはいかがでしょうか。
私は有料版を使用していますが、あまり読まない月は無料版に戻して使用しています。
無料に戻してもある程度、機能は使えるので、一度読んだ記事などを読み返す分には問題なく使用できます。
LingQについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
最後に
英語は楽しみながら学習することができます。
英語の多読は、英語力向上にとても効果的な方法です。
Kindleを使えば英語の多読をしやすくなります。
まずは無料で使えるKindleやPocketを使用して、多読をしてみることをおすすめします。
そして、本格的に多読を継続していきたい場合は、LingQの使用を検討されてみてはいかがでしょうか。
英語上達には、たくさん読む、たくさん聞く、たくさん話す、たくさん書くことが大切です。
英語が上達しない理由は、圧倒的に量が足らないことがほとんどです。
そして、量をこなすためには、楽しむことが重要です。
好きな海外ドラマ、映画、アニメを見る。
漫画を英語で読む。
などなど。
楽しんでするからこそ、継続することができます。
継続するから効果がでます。
どんなに優れた方法でも、継続できなければ効果はありません。
まずは、趣味や好きなことを英語でしてみることをおすすめします。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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