子どもが小さい時から、ご家庭で英語に取り組まれる方も多くなってきました。
おうちで英語育児をしたい。
英語絵本の読み聞かせをしたい。
英語絵本への需要も高まっているように思います。
しかし、まだまだ英語絵本の情報が少ないのが現状です。
何から読んだらいいの?
どんな絵本がおすすめ?
まったく英語に触れたことがない子でも読める絵本はある?
などなど。
そんな方に英語絵本シリーズ「Step into reading」をおすすめします。
私は英語育児を始めて、1年間に約200種類の英語絵本を娘と読んでいます。
その中でも子どもの食いつきが良かったのが「Step into reading」です。
この記事を読んで頂ければ、「Step into reading」が英語絵本を読み始めるのにちょうどいいシリーズだと思っていただけるかもしれません。
「Step into reading」とは
英語ネイティブの子ども用に作られた「Leveled readers」という小さな子供でも
読みやすいようにレベル分けされた本です。
「Leveled readers」はいろいろな種類があり、レベル分けがされているので、本人の興味と英語レベルにあったものが探しやすいです。
そのひとつのシリーズとして「Step into reading」があります。
ただ、「Leveled readers」はシリーズによって、レベル1と表記してあっても1ページ当たりの文字数が全然違うことが多いです。
「Curious George(おさるのジョージ)」も多数の英語絵本が出版されています。
「Leveled readers」のようにレベル分けしてあるシリーズもありますが、全体的に字数が多く、他の「Leveled readers」のレベル1より難しいです。
「Curious George」についてはこちらの記事で詳しく説明しております。
そのため、新しい「Leveled readers」を購入する時は文字数や内容をある程度、確認してから購入することをおすすめします。
同じシリーズの「Leveled readers」であれば文字数や難易度は、ほぼ同じなので購入しやすいのも「Leveled readers」の良い所です。
おすすめの理由
日本人に馴染みのアニメの本が多い
「Step into reading」シリーズはディズニーを始め、日本人に馴染みのあるアニメが多く、英語絵本によくある独特の絵のタッチもないのでとっつきやすいです。
内容も易しいものが多く、英語絵本を読み始めるにはちょうど良いシリーズです。
ほとんどの女の子に鉄板のディズニープリンセスの英語絵本が豊富にそろっています。
Elsa's Epic Journey (Disney Frozen 2) (Step into Reading)
- 作者:Susan Amerikaner
- 出版社/メーカー: RH/Disney
- 発売日: 2019/10/04
- メディア: ペーパーバック
乗り物好きな男の子には、もってこいのカーズやトーマスもあります。
Driven to Win! (Disney/Pixar Cars 3) (Step into Reading)
- 作者:RH Disney
- 出版社/メーカー: RH/Disney
- 発売日: 2017/05/02
- メディア: ペーパーバック
Santa's Little Engine (Thomas & Friends) (Step into Reading)
- 作者:Rev. W. Awdry
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 2014/09/23
- メディア: ペーパーバック
他の英語英本に比べ、子どもが好きなキャラクターの英語絵本が多いため、子どもの食いつきがいいです。
しかもシールがついている本もあり、小さい子どもだと大変喜びます。
ただし、シールは日本とものとは違い、ノリの粘着が強く、はがした時に跡が残りやすいのでご注意ください。
アニメ以外のシリーズもあり、かなりの種類があります。
Big Shark, Little Shark (Step into Reading)
- 作者:Anna Membrino
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 2017/05/09
- メディア: ペーパーバック
Frederick (Step Into Reading, Step 3)
- 作者:Leo Lionni
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 2014/07/08
- メディア: ペーパーバック
公式Webサイトではラインナップを見ることができます。
http://www.stepintoreading.com/
日本のアマゾンで手に入りやすい
我が家では英語絵本の購入は基本的にはAmazonで購入しています。
「Step into reading」はAmazonでの取扱数も多く、書店で買うよりも安い場合がほとんどです。
安い場合は1冊500円を切ります。
中には5冊の「Step into reading」が1冊にまとまったものもいくつかあります。
しかも価格も種類によっては1000円を切る場合も多く、1冊当たり200円以下で購入できます。
Princess Story Collection (Disney Princess) (Step into Reading)
- 作者:RH Disney
- 出版社/メーカー: RH/Disney
- 発売日: 2007/08/28
- メディア: ペーパーバック
ただ、英語絵本や洋書は値段が結構変わるのでご注意ください。
アメリカやイギリスのAmazonで購入した方が安い場合もあります。
くわしくはこちらの記事をご覧ください。
英語のレベル
5段階
「Step into reading」は5段階にレベル分けされています。
そのため、子どもの英語レベルに合わせて、本を選びやすいので助かります。
全くの英語初心者からでも読むことができ、一番難しい本だと大人でも歯ごたえのある内容になっています。
各レベル詳細について
レベル1
最も少ない文字数だと1ページ1文字の場合もあり、多くても10文字程度と読みやすいです。
文字数の多いページは、繰り返し表現である場合が多いので読みやすいです。
初めて英語絵本を読む子どもにぴったりのレベルです。
内容は絵を文字で表現しただけのものが多く、あまりストーリー性がないものが多いです。
日本語絵本で置き換えると、「こどものとも0,1,2」「こどものとも年少版」シリーズのような内容とレベルをイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
ネイティブでは2~4歳を対象としたレベルになります。
レベル2
画像引用元ーhttps://books.apple.com/
文字数は少ないページだと3文字の場合もあり、多いページでは30文字弱程になり、内容もストーリーとして成り立ったものが多くなってきます。
まだまだ、読みやすく感じる英語絵本も多いです。
すこし英語絵本に慣れ、絵本に内容も欲しくなってきた頃におすすめのレベルです。
日本語絵本で置き換えると、「こどものとも年中版」シリーズのような内容とレベルをイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
ネイティブでは4~7歳を対象としたレベルになります。
レベル3
文字数は30文字前後のページが多く、大人が読んでも、読みごたえのある内容のものが多くなります。
主観ですが、このレベルから一気に難しくなるように感じます。
子どもの興味があるアニメのキャラクターや、ディズニー映画で見たことがあるキャラクターの英語絵本だとまだ読みやすいですが、上記のような英語絵本も増えてきます。
日本語絵本で置き換えると、「こどものとも」シリーズの中でも、文章が長い絵本のような内容とレベルをイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
ネイティブでは小学校1~3年生を対象としたレベルになります。
レベル4
このレベルからキャラクターの絵本が少なくなります。
英語のレベルもぐっと上がり、字数も1冊1000文字を軽く超えてきます。
日本でまだ馴染みがあるものとしては「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」などがあります。
Green Team! (Teenage Mutant Ninja Turtles) (Step into Reading)
- 作者:Christy Webster
- 出版社/メーカー: Random House Books for Young Readers
- 発売日: 2012/08/07
- メディア: ペーパーバック
日本語絵本で置き換えると、簡単なものでも「おしりたんてい」シリーズのようなやさしい児童書に近い内容とレベルをイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
ネイティブでは小学校2~3年生を対象としたレベルになります。
レベル5
このレベルからキャラクターの絵本がなくなり、上記のような伝記やスポーツ選手のストーリーなどになっており、種類も少なくなってきます。
もう絵本と言うよりは、毎ページに挿絵のある本といった印象です。
日本語絵本で置き換えると、「かいけつゾロリ」のシリーズような児童書に近い内容とレベルをイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。
ネイティブでは小学校2~4年生を対象としたレベルになります。
娘との取り組み事例
参考に娘との取り組みについてご紹介したいと思います。
我が家では毎朝「Step into reading」を含む英語絵本を3冊読んでいます。
おはようございます。
— 塾パパ@英語育児&英語学び直し中 (@juku_papa) 2019年12月7日
今朝の娘との読書タイム
日本語絵本2冊
英語絵本3冊
を読みました!#読み聞かせ #絵本 pic.twitter.com/k5RKk7i6nS
朝以外にも、日本語絵本と同じように読んでいます。
日本語絵本を読んだ後に、英語絵本を読むことも多いです。
特に日本語、英語を分けずに読んでいます。
何度も繰り返し読んでいます。
初めは「Step into reading」のレベル1相当の絵本を中心に読み始め、徐々にレベルを上げていきました。
現在は「Step into reading」のレベル1~3を読んでいます。
娘との読み聞かせについてはこちらの記事でも詳しく記載しております。
その他のおすすめ英語絵本シリーズ
「Step into reading」シリーズ以外でおすすめの「Leveled readers」シリーズは、「Oxford Reading Tree」です。
内容的には「Oxford Reading Tree」の方が断然良いと思います。
一番の良さは、絵本の絵を見ればこの単語、文章はこういうことを書いているんだと容易に推測できるように作られています。
この推測のしやすさがほかの本に比べて優れています。
そのため、読み聞かせや、辞書を使わずに読むのに適しています。
また、英語のレベルも「Step into reading」よりも細かく分けられているため、どんどん読み進めていっても、急にレベルが上がることがないので使いやすいです。
しかし、我が家では娘の反応が初めは良くなかったので、「Step into reading」シリーズで娘に英語絵本に興味を持ってもらい、英語絵本に慣れてきてから、「Oxford Reading Tree」やその他の英語絵本にもチャレンジしました。
内容自体もとても面白いので、読み慣れた今では、娘の大好きなシリーズのひとつになっています。
そのため、我が家では、「Step into reading」と「Oxford Reading Tree」を組み合わせて英語絵本を読んでいます。
「Oxford Reading Tree」についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
最後に
英語は親子で楽しみながら学習ができます。
英語絵本の読み聞かせは、子どもの英語力UPにとても効果的なだけでなく、読む大人も英語力もUPします。
皆様の参考になれば幸いです。
皆さまのご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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