私には4歳の娘がおります。
おっとりしており、とてもマイペースな子です。
毎朝の支度で、
ゆっくりとごはんを食べる。
なかなか歯を磨かない。着替えない。
おもちゃが目に入ったら遊びだす。
話し出すと止まらない。
などなど
幼稚園のバスの時間が迫ってくる!!
もうすぐお出かけの時間なのに!!
お嬢さん!
ひとつひとつの動作が長くないですかーーーーーーーー!!
そんな状況を打破するために、我が家でうまくいった方法をご紹介します。
うまくいった3つの方法
競争ごっこ
早くしてほしいことを親子で競争します。
我が家の合言葉は「誰が一番に〇〇できるかな!?」です。
英語バージョンもあります。
「Who is NO.1 to 〇〇!?」
この合言葉を誰かが言うと、我が家では競争がスタートします。
たいてい大人が負けるようにしますが、時々大人が本気になる時もあります。
この方法で大体の状況は、乗り切れることが多いです。
子どもが会話をできるようになったころから使っているので、我が家ではこの方法が定着しています。
歯磨きをしに洗面所にいくなど、走るアクションが絡む動作や、おもちゃを片付けるなど、素早い動作が必要なときに効果が高いです。
子どもから「誰が一番に〇〇できるかな!?」と言うときもあります。
この方法をうまく使うコツは、親も楽しんでやることです。
大人が早くさせたいためだけに使うとうまくいかない場合が多いです。
心から楽しんでいるように遊びの延長として取り組むことが大切です。
ただ、年齢が上がるごとにその効果は薄れてきているように感じます。
時々、娘から先手を打ってきて「競争とかしないよ!」と言ってくることがあります。
だんだんと知恵がついて手ごわくなってきています。
そんなときは次の方法がおすすめです。
ごっこ遊び
娘が、お母さん役、お姉さん役、先生役になってもらい、見本を見せてもらうように促します。
「〇〇先生!ミッキーが歯磨きが上手にできません!先生教えてください!」
「〇〇お母さん!ミニーがなかなか着替えないんです!手伝ってもらえませんか?」
などを子どもに語りかけ、ごっこ遊びをスタートさせます。
娘は今ごっこ遊びが好きのでとても効果があります。
我が家ではぬいぐるみたちが、赤ちゃん役や子ども役をすることが多いです。
娘に役だけを振るよりも、ぬいぐるみたちを登場させることで成功率は上がります。
この方法をうまく使うコツも、親も楽しんでやることです。
やはり、心から楽しんでいるように遊びの延長として取り組むことが大切です。
指示を同時に2つ出す
この方法は臨床心理士・公認心理師のYUKAHISA さんの記事で紹介されていました。
YUKAHISA さん教えて頂きありがとうございます!
指示が小分けになってやりやすくなったということと、指示が2つになったことで流れに流されて応じてしまいやすくなったということです。
1つの指示にはハッキリと「No!」と言いやすいですが、「~して~」と言われると「…あぁ、OK」となりやすいということですね。
出典元:引用 – www.yukahisa.com
実際、我が家でも試しています。
100%ではありませんが、成功率は上がりました。
競争ごっこやごっこ遊びをするほど余裕がない時にも使えるので便利です。
この方法は年齢が上がっても使えます。
大人にも効果があります。
妻にお願い事をするときにもこっそりこの方法を使っています。
この方法以外にも記事では「名前を呼ぶ」「理由を入れる」といった方法が記事ではご紹介されています。
大人の心構え
これらの方法をとるために、もっとも重要なのは大人の心構えです。
怒って感情的になったり、時間に追われ焦ってしまったりすると、余計子どもは言うことを聞かなくなります。
怒らない、焦らないようにしておくことが重要です。
時間にゆとりを持つ
急がなくてはいけない状況を減らすために、子どもがゆっくり支度をすることを考慮し、時間を逆算して行動するようにします。
そのため、つらいですが早起きをして娘の朝の支度に立ち向かう体制を整えます。
大人が時間にゆとりを持つことが、心のゆとりに繋がります。
自分のことはあと回し
自分のしたいこと、やりたいことがあると、どうしてもイライラしてしまいます。
そのため、自分のことはあと回しにすることを事前に決めます。
また、子どもといる時に、何かしなければならないことを極力減らすようにします。
例えば、掃除、洗濯は、子どもがいない間や、子どもが自分でできる支度をしている間の隙間時間を使うようにします。
料理を作るときは、子どもが一人で遊んでいる時間を作ったり、ごっこ遊びを声だけ参加しながら料理の準備をします。
アンガーマネジメント
私を筆頭に、我が家はみんな怒りっぽいです。
そんな状況を打破するために、我が家では怒りポイント制を導入しました。
この方法で我が家では家族全員が劇的に怒る機会が減りました。
自画自賛ですが、この方法は子育て中で一番やってよかったことのひとつだと思っています。
詳細についてはこちらの記事でご紹介しています。
アイキャッチのマグネットの怒り顔は妻に描いてもらいました。
最後に
子どもに身支度を早くしてもらう方法についてご紹介させて頂きました。
先に紹介した3つの方法は対症療法だと思います。
後に紹介した3つの方法は原因療法だと思います。
より重要なのは原因療法だと思います。
急いでやらなくてはいけない状況を作らないようにすることが大切だと思います。
また、子どもに時間概念の理解を促し、時間管理の方法を伝えていくことも大切だと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
皆様のご意見、ご感想、またはおすすめの方法、取り組んで良かったことなども教えて下さい。
お気軽にコメントして頂ければと思います。
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