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塾の先生が公立中学校の数学テストを分析してみました。~分析からみるテスト攻略法~

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6月末に実施されたある中学校の中3数学テスト問題の分析を行いました。

このテストの出題範囲は因数分解の利用から平方根の利用まででした。

 

 

問題の難易度

出題された問題のすべてが私の塾で作成しているオリジナル教材と数字が変わっただけの問題か類題で構成されていました。

点数で見ると数字が変わっただけの問題は88点分あり、類題は12点分ありました。

 

さらに問題の難易度を3段階に分けでみると、

AB基本レベル 61点(内類題は4点)

 C標準レベル 24点(内類題は2点)

 D応用レベル 15点(内類題は6点)

となっておりました。

 

※オリジナル教材はA~Eの5段階にレベルを分けています。

そのため画像のテストにはアルファベットでレベルを記入しています。

 

類題の分析

類題は文章の書き方、出題内容を見るとおそらく学校の先生が作成された問題だと思われます。

これらの問題はオリジナル教材の問題を少しアレンジしたもので、文章を読んで考える必要のあるものが多い印象でした。

 

私の塾では各中学校で出題された問題を分析し、来年度以降の教材に反映しています。

 

一般的なテストの問題構成

例年ほとんどの中学校のテストに出題される問題は、今回のテスト分析結果と同じ様にオリジナル教材と同じもしくは類題で構成されています。

 

中学校によっては学校指定の問題集と同じもしくは類題で構成されていることも多いです。

 

テスト攻略法

数学の問題の特性上、基本~標準問題は問題のパターンが限られておりアレンジが難しいです。

そのため、基本~標準問題はほとんどそのままテストに出題されることが多いです。

 

学校のテストで問題を取るためには、まずはやったことがある問題をテストでできるようになることが重要です。

 

今回のテストでも類題を除いた点数は88点分あり、基本~標準問題だけの点数も85点分あります。

つまり、やったことがある問題を標準レベルの問題までしっかりできれば、テストで80点以上は取れるということになります。

 

それでも学校のテストの平均点が80点以上にならない理由は、多くの生徒がやったことがある問題がテストで解けていないからです。

 

自分が間違えた問題を確認し、一度間違えた問題はできるようになるまで繰り返し学習をすればテストで高得点を取ることができます。

さらにこの様に勉強することで、やった問題がしっかりできるように学習のクセを付けることができます。

 

また、テストを作る先生の特徴をつかむことも重要です。

問題集からよく出題されるのか、配布したプリントから出題されるのか、それとも教科書かなど、先生のテストの作り方にも特徴があります。

特に副教科のテストは問題集がないため対策が難しいと思います。

そのため、副教科ほど先生の特徴をつかむことが重要です。

 

具体的な勉強法についてはこちらの記事で紹介しています。

合わせてご覧ください。

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